出産記録➀ハイリスク妊婦の帝王切開分娩-前編-
こんにちは(*^^*)
事務サンです。
前回記事の続き↓↓↓
木曜日の朝から、陣痛促進剤を投与。
上の子の時もこれを使った。
自然に陣痛がくるのを待つのではなく、薬で陣痛をおこすもの。
これを投与すると結構痛い。
でもずっと痛いわけじゃない。
そもそも陣痛は波があって、弱い時は「ちょっとズキズキするけどまあ耐えれるわ!」くらい。
痛い波が来る時は、「賞味期限2ヶ月切れた牛乳と下剤飲んじまったー!くだすわー!」みたいな、急激な腹痛に襲われる(;´∀`)
ここの痛みはかなり個人差があるようだけど。
痛みもそれなりにあったし、子宮口も3~4㎝は開いていた。
この子宮口が10㎝になると、全開で赤ちゃんが出てくる。
私の場合、私の体は出産の準備ができていた。
でもなかなか赤ちゃんがおりてきてくれなかった。
結局この日は、夕方に促進剤を打つのをやめて、明日に体力を温存することにした。
翌日の金曜日。
この日も朝から陣痛促進剤を投与。
昨日の効き目?もあったのか、痛みが全然違った。
かの有名な「内診ぐりぐり」もやられた。
指を突っ込まれて、めちゃくちゃ痛いやつ。
痛みに耐えながら、「赤ちゃんおりてきてますか?」と聞くも、やっぱりまだおりてこない。
どうやら赤ちゃんに、おりてくるだけの筋力が無く、羊水もあることから、プールに入っているようにぷかぷか浮いているらしい。
なんて優雅な…(゜_゜)(゜_゜)ww
ここで先生から「人口破膜」を勧められた。
「人口破膜」とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜を人工的に破理破水させること。
聞いただけで痛そうなんだが…
先生曰く、そこまで痛みはない、数分で終わる、とのこと。
お産が進まず、痛みも限界で、お願いすることにした。
ここで、2人出産した私から一言。
普通分娩も、帝王切開もどちらも経験したけど、ぶっちゃけ出産より痛い。
この「人口破膜」!!!
痛くないんじゃないの?!数分で終わるんじゃないの?!
もう20分経ってますけどーーーーー!!!
時計が見える所にあって、終わるまでずーっと眺めていたけど、あんなに痛くて長い時間は初めてだった。
例えが難しいけど、お股に鋭く尖ったハサミを突っ込んで、永遠に中からぐりぐりやられているかんじ。
そこに陣痛もきてますけど?
先生も、時間かかっちゃってごめん~って言ってたけど、本当にもう気を失いそうだった( 一一)
もう半分意識が飛んでたよ…
その意識を取り戻したのが羊水。
破膜をしたことによって、お腹の中の羊水が一気に溢れ出した。
防水シートでは防げないほどの量。
分娩台の下までジャバジャバ流れている音が聞こえた。
急激にお腹がしぼんだ。
伸び切ったお腹の皮の下に、小さな赤ちゃんの形が見えた。
ここで、またしても先生から衝撃のお告げ。
「帝王切開で今お腹切るか、来週までこのままか選んでください」
ええええぇぇぇぇえぇ…
もう勘弁してくれよ…
前編はここまで。後編に続く。
それではまた次回(^O^)/
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