【初みはし】あんみつをド派手にキメてきた話☺️🍨
早くあんみつ界のレジェンド「みはし」に行かなくては……!
私は、はやる気持ちを抑えるのに必死だった。
前回のあんみつ日記を書いたタイミングで、今年はあんみつに胃のリソースを使いたい!と心に誓い、毎日あんみつのことを考える日々が続いていた。
乾湿のバランス。
陸と海。
京都旅行であんみつの不思議に迫ってからというもの「あんみつ」と耳に入るたびにメモを取る日々が続いた。
自問自答ガールズの「あんみつレポート」を読んでは、若桃…?!求肥…!こしあん…!つぶあん…?ソフトクリーム…抹茶アイス…?!と脳内会議が行われた。次のあんみつチャンスを有益なものにしたい。
高鳴る心臓を抑え、毎日脳内であんみつの素振りを続ける。フルーツは?あんこは?考えるたびに心が揺れる。
🎉初みはしは、ド派手に行きたい。
りえさんといつ行こうかなと作戦を考えていたら、生活のたのしみ展でヤドカリさんと草野さんご姉妹とでお会いして、ヤド草ご姉妹とあんみつを食べよう🦫という流れになりお誘いしてみた。なんと平日にも関わらず日程もバッチリあった。
あんみつに会いたくて会いたくて震えてしまう。
偶然にも前々日に「マツコの知らない世界」があんみつ特集だったので、みはしが大人気で入れなかったらどうしよう……!とそわそわして開店時間である10時30分にみはしに行く作戦にした。
晴れた、あんみつ日和だ。
上野のジャイアントパンダを横目に「みはし本店」に向けて足を進める。
私がお店の前に着くと先に着いたりえさんが「オーストラリアからの観光客とそのガイドさん」にあんみつとは何かをレクチャーしていた。
「いろんなトッピングもできます!」
りえさんの堂々とした声が上野に響く。「日本のあんみつ界代表」のようなハキハキした言葉であんみつを語っている。
経緯を聞くと、りえさんが一番に並んで「みはしのあんみつに捧ぐ」というかとみさん(ライターさん)の本を読んでいたところ、通りすがりの旅行客のガイドの方に話しかけれたそうだ。
あんみつ好きのパワーが通りすがりの観光客の心に火をつけてしまい、あんみつの列に並ばせていたのだ。すごい引き寄せ(?)である。りえさんはあんみつの力で国交をしていた。
草野さんヤドカリさんも無事合流し、開店時間一番乗りで初みはしに入場することができた。
「店によってメニューが違うらしいよ」
「求肥はのせられるのかな?」
「全部載せってあるのかな?」
「トッピングが乗り切らない場合は“別皿”で来るらしい…」
それぞれの知識を総動員して、情報戦(?)が飛び交う。
熟考の末、オーダーしたメニューは以下の通り
パタリーりえさん
フルーツクリームあんみつ+若桃トッピング
ヤドカリさん
あんみつ+つぶあん+きなこトッピング
自問自答あきや
杏クリームあんみつ+抹茶アイス+求肥トッピング
草野さん
いそべ巻きと御膳しるこ
…いそべ巻きと、おしるこ…!?
サイドメニュー王…!!
草野さんはサイドメニュー王だった。
さらに追い討ちをかけるように「お赤飯もいいな。」と言っていた。
甘味処の異端児だ!!かっこいい!!
それにしてもオーダーにもみんなそれぞれの「良さ」が出ていてすごい。「クイズ!誰がどのメニューを頼んだでしょう?」というコーナーがあったら、結構当てられそうだ。
私のオーダー、杏クリームあんみつ+抹茶アイス+求肥トッピングに対しても、「おお…!」「わんぱく…!」「飛ばしたね…!」「ルーキー攻めるね…!」など、どよめきがあがった。オーダーで友達をどよめかせたのが嬉しい。
りえさんが「アイスにアイスだけど大丈夫?」と優しく声をかけてくれた。大丈夫!!アイスが食べたいのだ。「初めてなので思い切ってダブルアイスで…」とVサインを大きく掲げた✌️
あんみつが来るまでの時間は「コーンフレークについてどう思う?」「ひつまぶしの出汁は?」と〝乾湿バランスフード〟について「真剣10代しゃべり場」のような激論を交わした。
キタ
なぜか草野さんのおしるこのオーダーが通っていなくて、後からキタ。異端すぎたのだろう。
🍨あんみつ実食
初みはしにテンションが上がって、味が分かるか一抹の不安があったが、とてもとてもおいしい!!
あんみつに対して以前の私が抱いていた「不安定感」「食感のゆらぎ」が全然無い。ひとつひとつの具材がどれも美味しい。全部の具材が「ピカピカの優等生」だ!!
ソフトクリームも抹茶アイスもそれぞれがとても美味しくて、このふたつの共演を祝福したい。こしあんも水っぽくなくていい。
杏も求肥もいい。ソフトクリームや抹茶アイスと一緒に食べても案じていた「湿り」を感じさせない、よき乾きである。豆も、カラッとしていてそれでいて硬すぎずよいアクセントになっている。
しばらく食べ進めていると「寒天ゾーン」がやってきた。
そう、私の一番の懸念は寒天であった。
今までの人生で食してきた寒天は固すぎたり、ぐんにゃりしていたり、しゃばしゃばしていたり「スライムが口内にやってきた!!」という感じになってしまう。
どうなっちゃうの?!と畏怖を感じていたのだが、みはしのあんみつは、ちょうどよく「海だけど陸でもある」感じで透き通った「きれい」な味がした。
ーーーー食べ物に「きれい」って感想が出てくるもんなんだなーーーー
とても感心した。
🏊見事溺れる
食べ進めるとやはり「溺れ」タイムがやってきた。ソフトクリーム、抹茶アイス、寒天、黒みつの鮮やかなプールだ。
市民プールが眼下に広がっている。
「プールがここ(顔)まで上がってきました。」と告げると「エヴァのLCLみたいに肺に入れないと呼吸ができませんよ」とヤドカリさんがアドバイスしてくれた。あんみつとシンクロするためには、神経回路の同調率をあげないといけないんだな。
みんなで草野さんのおしるこを分けてもらい、冷たい「あんみつの液体部分」と温かい「おしるこ」の「交互浴」が行われた。我々の心はすっかり「整った」。
✌️おいしかった✌️
ーーー初みはしを終えてーーー
本当に美味しかった。何よりみんなで甘味処に行くのがとっても楽しかった!
みなさんも、みはしに行ってみてください〜〜!
りえさん、ヤドカリさん、草野さん、一緒に行ってくれてありがとうございました☺️三人のnoteはこちらから🙋↓↓↓
また「あんみつ」について考えが深まったら発表します🦫
〜おしまい〜
\ あきやが書いた本、発売中です📖読んでみてね🦫 /
イェイイェイ!! イツモアリガトウ!! ミンナダイスキ!!!