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世界のアメリカである限り 後半

 『大統領!最終シナリオにサインを』

 そろそろ対ロシアから対中国にシフトをチェンジするタイミングです。アメリカの今後の経済上昇の為に。

 はぁい!そう言う訳でね。今日も頑張っていかなあかんなぁ!って言うてるんですけどね!

 中華人民共和国と中華民国と日本

 台湾って聞くとどんなイメージですか?一つの国じゃないの?中国の一部でしょ?結構知られていない事が多い場所ですが、ここから話の主役はこの台湾になります。時は遡る事19世紀末、日清戦争と言う歴史の教科書でしか聴いた事ない話になりますが、清=現在の中国と日本の戦争に勝利した日本は台湾の統治権を得て植民地として50年間も台湾を支配する事になります。オランダやスペインなどに支配されていた時期もあった台湾は日本に支配される事を嫌がり5年以上も紛争が続いたが、日本は西洋との対抗意識から道路、鉄道、港湾、上下水道、電気、通信などのインフラの整備や、教育の普及、治安の維持に力を注いだ結果急速な発展途上を成し遂げる事となったが、その後世界大戦で敗戦国となった日本は勝利国である中国(その頃は中華民国)に台湾を奪われる事になる。しかし、中華民国はその当時の政権の国民党と毛沢東の共産党が争っていて不安定な状態でまともな台湾の統治活動が出来ず、略奪や暴行が続いていたので『まだ日本人の方がマシだった!』なんて言われていた。昨今の台湾人の日本への好感情はここにあると言われているみたいです。その後中華民国と名乗る国民党と共産党の争いが激化し半ば強引に追い出された国民党は逃げる様に台湾を占領して台湾を中華民国として政権を建て、本土である共産党と距離を置く事になる。でも国として確立してきた共産党は国連からも認められると改めて中華人民共和国として政権を樹立する事になる。この結果、同じ国でありながら台湾を支配する中華民国という集団であるとし、国連から脱退した事もあり『同じ国でありながら別の地域』という分かりにくい状態になってしまいそのまま現在に至る。そんな台湾と中国の関係性を知るとロシアとウクライナの関係とダブりませんか?

 習近平はアメリカとの主導権争いに向けて太平洋を見渡せる絶好の位置にある台湾を支配する事で戦略を建てている。そして尖閣諸島を抑える事で日本も押さえ込むシナリオを組んでいる。固い絆の日米同盟に勝利するにはどうしても台湾が欲しい習近平。同じ境遇のロシアの動きを参考にして居るのはお見通し、と言わんばかりにアメリカは中国の動きを日々監視している。現在ピンチなプーチンを助ける事でこの後の戦略の一部にロシアも加わり北方領土問題からの日本への仕返し、そしてミサイルならおまかせ!の北朝鮮。世界大戦も辞さない覚悟の共産主義に恐怖を憶える。

 ここで効いてくるのが先のパンデミック問題。アメリカは中国が発信源だと主張して全世界の同情を狙っている。でも中国はそんな事は想定内!逆にアメリカが仕組んだ罠ですよ!と主張する。一度は争った事もある中国とロシアも仲の良いアピールは忘れていないし、ロシアには天然ガスの事もあり大きく動けない欧州組も台湾の事になれば大きく出れる。ドイツは中国との良好な取引がある。さまざまな関係性がややこしくさせているが、やはりアメリカは世界最大の大国。意地でもその地位は譲れない。ロシアの様に向こう見ずな軍事行動には出れない中国もアメリカの出方次第で台湾そして日本の侵攻となれば口実はなんとでも作れる。軍事的な事じゃなくても経済的攻撃は覚悟しないといけないと考えられる。いくら最大の同盟国でも中国相手に我が日本まで守りきれないアメリカはどこに着陸するシナリオを建ているのか?

 って煽りながらこのストーリーのラストは完全な予想という終わり方なのですが、プーチンは今回の一件で昔のイラクの大統領サダム・フセインの様に処刑、もしくは暗殺のどちらかになると思われる。そこで一旦収まりかけたところに習近平がやらかす。そして世界中を巻き込む一大事になる手前で今回の主役である『株式会社U・S・A』が見事に丸く収めるという、アメリカお得意のスーパーヒーローが全てを救う!そしてNASDAQが、脅威のV字回復で一件落着。

『アメリカ経済バンザイ』

  以上advanceinvestorでした。


今回の三部作共に内容は以下のサイトから引用させていただきました。




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