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Game 1: バスケ未経験の私が、なぜバスケに傾倒することになったのか【前編】

はじめに

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この写真に写る男、これが私、Jimmyです。
上半身は黒シャツの上にわざわざNBAのジャージをまとい、足元を見ればバッシュ。バスケが好きなのは一目見ればわかって頂けると思います。

体も大きいし、きっとこの人はバスケをやっていたんだろう…。

って思いましたよね?実は私こんな格好していながらバスケは未経験。ドリブルも満足につくことが出来ません。
そう、私はバスケのプレー経験は皆無ながら、バスケが大好きなんです。(少しはプレーも経験したいなと思いますが)
今回はなぜバスケのプレー経験が未経験の私が、バスケに傾倒することになったのかをシェアさせて頂ければと思います。
「オリンピックでバスケ面白そう!って思ったけどその先の深め方が分からない!」
「新しい趣味を探してるけどイマイチ続かないなぁ」
色んな人いると思います

この記事では、私がどのようにしてバスケにハマっていったかを紹介するので、少しでもバスケの入口として参考になればと思います。

高校球児Jimmy

軟式野球の強豪校で白球を追いかけていた私は、2016年に軟式野球の全国大会に出場させて頂きました。

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それはそれは真剣に高校球児をしていたわけです。
プレーはもちろん、観戦も大好きでした。(今も好きよ。)
私は横浜DeNAベイスターズの大ファンで、この年は久しぶりのクライマックスシリーズに出たり、ハマの番長・三浦大輔が引退したりと見応えのあるシーズンでした。
高校野球を引退した後、華の(言うほど華はなかったけど)大学生活がやって来ました。

大学1年、海の外に思いを馳せる

2017年春、華の大学生活がやってきました。
友達は決して少なくはなくて、楽しくなかったわけではないですが、どうも大学のサークルというものに馴染むことが出来ず、大学の学園祭の日は授業が休みだったので家でテレビを見ていました。
映っていたのは、MLBのチャンピオンを決めるワールドシリーズ。横浜DeNAのファンだった私は、かつて在籍していたユリエスキ・グリエルがヒューストン・アストロズの主力として世界一に輝く瞬間を見ようとしていました。

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アストロズの戦いぶりについて書くと長くなるのでその話は割愛しますが、アストロズはこのワールドシリーズを制し、見事2017年のMLBチャンピオンになりました。
以降2年間はMLBフリークとして大学生活を謳歌しました。
そう、あの事件が起こるまでは…。

大学3年、事件が起きた

ヒューストン・アストロズは2018年、19年といずれもシーズン100勝以上の素晴らしい成績でア・リーグ西地区を制覇しました。19年に関しては再びワールドシリーズに進出し、ワシントン・ナショナルズに敗れはしたものの素晴らしいシーズンを我々ファンに見せてくれました。
しかし、そのワールドシリーズ終了から2週間ほど経った頃、マイク・ファイアーズ投手の口からスポーツ・メディア”The Athletic”に「アストロズは優勝した2017年、組織ぐるみでのサイン盗むを行っていた」という告発がなされました。

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すぐさまMLB機構による調査が始まり、アストロズのここ数年の功績に、世界中から疑惑の目が向けられるようになりました。また、罪のないアストロズのファンにもヘイトが向けられるようになりました。勿論ファンとしてはアストロズを信じたかった。誇りを持ってアストロズを応援し続けたかった。しかし、自分がアストロズのファンだということを公にすることは出来なくなりました。しばらくアストロズに関するニュースも見たくなくなりました。
「コレアは来シーズン怪我無く戦ってくれたらいいな。アルバレスの成長も楽しみだな。コールはどこに行くんだろう。気になることはたくさんあるけれど、一旦アストロズから離れよう…。」

辿り着いた先

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アストロズのプレーオフが行われていた頃、同じテキサス州ヒューストンに本拠地を置くNBAのヒューストン・ロケッツの当時の2大スター選手、ジェームズ・ハーデン、ラッセル・ウエストブルックがアストロズの試合を見に来ている様子が各スポーツメディアで取り上げられていました。髭もじゃもじゃのハーデン、怒ったド〇ルドダックみたいな顔をしたウエストブルック。ビジュアル的に印象的なこの2人が、NBAでもトップクラスの実力を誇り、絶大な人気を持っていることは、当時バスケットボールに興味がなかった私でも知っていました。

「同じヒューストンにたまたま2人も知っている選手がいるし、見てみようかな。」

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初めて見たNBAの試合。画面には怒ったド〇ルドダックみたいな顔をしたウエストブルックが、速攻で相手のディフェンスを切り裂き、リングが壊れるんじゃないかというほど激しくボールを叩きつける姿が映っていました。

「ウエストブルック、かっこよ…。」

気が付いたらその日からロケッツの試合を見るようになっていました。


(後編へ続く)


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