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米国(アメリカ)技術士一次試験にあたるFE(Fundamentals of Engineering Exam)を米国で受験 [2023年 上半期]

日本では技術士という理系にとって最高峰とも呼ばれる資格がありますが、米国でも同じような資格があります。

技術士一次試験にあたるFE(Fundamentals of Engineering)と、
技術士二次試験にあたるPE(Professional Engineering)です。

日本との違いは、PEは業務独占資格にあたり、
米国で契約・設計などを実施する際に必要となる資格という点です。
さらに、PEは世界的に認知度が高いため、英語力及び技術力の証明にもなります。

上記のような謳い文句に導かれて、受験を決意しました。
今回は、受験申し込みおよび準備に関するレポートです。

【受験申し込み】
日本で受験する際は、JPECという団体を通して申込みが必要なようですが、
米国で受験する場合は、直接NCEESのサイトで申込みをします。

また、日本で受験する場合は、受験資格があるかどうか(工学系4年制大学を卒業しているかなど)を、関係団体に書類を提出して、事前に判定を受ける必要がありますが、米国では受験する州によって、受験資格の確認が不要な場合があります。
自分が受験する州では、FEは受験資格の確認は不要とのことでした。どうも大半の州は事前確認不要なようです。

受験申込み自体は、NCEESのサイト上で実施しました。
CBT方式なので、受験会場を選択し、受験日を候補から選ぶだけでOKでした。自分は準備期間4-5ヶ月として受験日を設定しました。
受験科目は、電子・情報工学としました。

【受験に向けた準備】

米国Amazonで、上記の古本を40ドルほどで購入しました。
まだ前半10%くらいしか解いていませんが、網羅的に各科目の問題が載っており、大変参考になります。

ベクトルの内積や、微分方程式など大学受験・大学に入ってから学んだことを思い出すことになりますが、計算すればいいだけの問題は、英語力は問われないので比較的楽です。

一方で、言葉の定義を訊かれると途端に英語力が必要になります。
無限級数の分野で、「収束する」という単語が出てきますが、某タイムトラベルアニメに出てくるコンバージェンス・メータを知らないと、初見の英単語になるかもしれません。


今後、受験準備を進める段階で気づきがありましたら、随時追記していきます。


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