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米国(アメリカ)における初の911コール 深夜の対応

先日、初めて米国で緊急通報(911)を経験したので、そのレポートです。

【原因】
家庭で意図せず転倒し、その拍子に肩をぶつけて脱臼
自力で復帰できず、911へのコールを決意

【対応の概要】
911にコールし、まず住所と氏名、状況を説明。
脱臼は英語でdislocationということで、その旨説明したところ、
何回目の発生か、今も痛いのかなどを聞かれる。
その後、保険証やパスポートなどを持参するように言われ、
救急車を手配した旨連絡を受けて電話は切れる。

脱臼は日本で数回やっていて、日本でも救急車を一度よんだことがある。

22:00頃ということもあってか、救急車到着まで15分ほど待つ。
救急隊に事情を再度話し、パスポートを提示。
そのとき、自身が加入している保険が使える病院に連れて行ってくれと頼んだが、そんなことはできないと言われる。
それでは、搬入予定の病院を教えてくれと伝え、教えられた病院名を検索して保険適用可能なUrgent Careであることを確認。

15分ほど乗車して病院に到着。
通訳はいるかと聞かれ、用意できるならありがたいと伝えたが、深夜で手配するのに時間がかかると言われ、処置を早く終わらせてほしかったので不要と回答。

病院内で座って待たされ、心拍・血圧・採血などを実施。
その後、30分ほど待たされる。
突然、男性医師がやってきて、力づくで肩を持ち上げて元の位置に戻してもらう。日本で治療を受けたときよりも痛かった。

その後、正しい位置に戻せているかレントゲンで確認。
保険証や緊急連絡先などを聞かれ、治療後20分ほどで返される。

救急車の手配から治療完了まで、合計で2時間ほどだった。


【感想】
米国も救急医療体制は整っているが、緊急時を想定して事前に病名・怪我の名前などを英語で把握しておく必要があると感じた。
脱臼はいつ起きてもおかしくないと思っていたので、日本にいるときから英語で説明できるように準備をしていたのが、今回活きた。(今後二度と使いたくない知識ではある)

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