【プレイ記】テイルズオブベルセリア【1】

※ネタバレ注意※
後半のあらすじに、プロローグ~アイゼン合流までのネタバレがあります。
(アカウント移行のため再掲)

プレイ感想

結論からいくとバトルなどシステム面が肌に合わず途中リタイア。

まず戦闘の4ボタン方式に慣れない。
レベルは13くらいだったので戦闘が楽しく思えるほどやりこんでないからかもしれないが、戦闘に楽しさを見いだせない。
雑魚の数が多い割に意外と一体一体のHPが多くて画面がごちゃごちゃするのも一因かも?(ゼスティリアの壁の向こうで戦闘が行われる現象よりはマシだけど)
CC方式の爽快さもなければTP方式の安定感もなく中途半端に感じる。
同じボタンに連携登録してればボタン連打で戦闘終わるし、かといって格ゲーみたいにボタンごとに強攻撃弱攻撃割り振りしてると出したいときに出したい技を出せないしでストレスフル~~

そして装備品の強化と分解のシステムがとにかく面倒。
モンハンやGEならまだしも、テイルズには装備品の性能にこだわりたいとかないのでもっと簡単でいいな……装備品のカスタムはヴェスペリアくらいが限界……。武器にマスタースキルとランダムスキル両方ついてるのがややこしい。(このあたりでゼスティリアの系譜を感じてだんだん嫌になってくる)

ストーリー的には「この後どうなるんだろう」とか「キャラの事をもっと知りたい・成長を見たい」欲があまり湧かず、システム面が合わないなら放置してもいいかなと思った。
ものすごく嫌というわけでもないので、再開する可能性がなきにしもあらず?

あらすじ

【プロローグ】
赤い月が昇る夜、二人の幼い姉弟とその義兄は業魔と呼ばれる怪物に追われていた。業魔を倒す力を持つ対魔士である義兄は、妻であるセリカを探すために二人を安全な場所へ隠し、森の奥へと消える。
しばらくして響き渡る女性の声。幼い姉弟の姉セリカとお腹の子供は義兄の救助虚しく、後に『開門の日』と呼ばれたその日に死ぬこととなる。

その四年後、再び赤い月が昇る夜である『緋の夜』が近づいていた。
『開門の日』以来人や獣が突然化け物になってしまう業魔病が多発し、世界全体が疲弊しており、姉弟の住む村も例外ではなかった。
そんな中、姉弟の姉ベルベットは病弱な弟ライフィセットの薬代と夕食のために森へ狩りに出る。順調に進んでいた狩りだが、帰り際に倒した大量の獣の中でも凶暴化した個体に遅れを取りかける。運良く通りすがった義兄アーサーに助けられるも、豊かすぎる感情が徒になると指摘されつつ帰路につく。

帰宅すると、熱を出していたはずのライフィセットは義兄の難しい本を読み込んでいた。言いつけ通りに寝ていなかったことに呆れつつ、羅針盤について興奮気味に語るライフィセットを寝かせるベルベット。寝かしつけつつ、アーサーは今晩帰らない事を伝えようとすると既にライフィセットは知っていた。常人には見えないはずの聖隷であるシアリーズから聞いたのだという。
業魔を唯一倒せるとされている退魔士になるためには必須のその才能を持つライフィセットは、将来、姉のことも守れるようになると意気込むが、常時熱を出す今の状況では夢のまた夢であった。

翌朝ベルベットが目を覚ますと病弱なはずのライフィセットの姿がない。
焦って村中を探し回っていると、店主や村人から「自分で作った写本を売りに来た」「森のほうへ向かった」という情報を得る。
急いで森に向かうと、道中に座り込むライフィセットの姿。
黙っていなくなった事を叱るベルベットだったが、両親と姉の墓前に添えるための花を摘むついでに海を見たいというライフィセットに付き添うことにした。特別に海を見られることを喜び、海の向こうへ思いを馳せるライフィセットだったが、海を眺める姉弟の背後には業魔が迫る。
唯一の肉親である弟を守ろうと、勝ち目のない戦いに挑むベルベットだったが、その甲斐虚しく姉弟諸共深手を負い意識が遠のく。意識を失う直前に見たのはアーサーの姿。

気が付けばベルベットは自室のベッドの上にいた。
夢うつつの中、ライフィセットが「世界もお姉ちゃんも自分が守るから」と言って、割れてしまった櫛の代わりに買った新しい櫛をベルベットの手に握らせる光景を見る。
再びベルベットが目を開くと『緋の夜』が始まっていた。
ぼんやりとした記憶に、先ほどの光景は夢かと思うが、手元にある櫛を見て夢ではないと確信するベルベット。姿の見えないライフィセットとアーサーを探すために家を飛び出す。
だが、家を飛び出すなり目の前に入ってきたのは大量の業魔の姿。二人を探すために村を抜け森を目指すが、村中、業魔と村人達の死骸に埋め尽くされていた。
必死に森のさらに奥、大穴のあいた祠までたどり着くと、そこには探していた二人の姿があった。

一瞬安堵を見せるベルベットだが、二人の様子がおかしい。「逃げて」というライフィセットの言葉とほぼ同時にベルベットの手足が燃え上がり、その場に拘束される。ライフィセットを救世の主を目覚めさせるための生贄にするという言葉とともに、ライフィセットを串刺しにし、祠の大穴へと落とすアーサー。
激情のままに拘束を振りほどいたベルベットがすんでのところでライフィセットの手を掴むが、大穴の縁に賭けていた左腕をアーサーに切り落とされ、ライフィセットとともに穴に落ちる。

穴に潜んでいた光る龍のような存在にライフィセットは食われ、ベルベットは穴の外へ吹き上げられる。左腕は化け物のように変化しており、行く手を阻む業魔達を片っ端から食い尽くすも、アーサーに指摘されて振り返れば足下には業魔になってしまっていた村人達の死体が転がっていた。
その後、弟の仇であるアーサーに襲いかかるが力及ばずそのまま拘束される事となる。

拘束されてから三年、幽閉され業魔を餌に生きながらえていたベルベット。本来の明るさは無く、復讐心に取り憑かれた彼女の前に、アーサーの聖隷であるはずのシアリーズが現れ脱獄を手伝うと言い出す。業魔となって以来聖隷とも会話が可能になったベルベットはその行動を不審に思うが、既にアーサーの聖隷ではなくなったと言い、詳細は脱獄に成功してから教えるというシアリーズにひとまず従い、幽閉されている島を出るために一時的に結託する事にした。

【脱獄~船の大破】
同じように幽閉されていた囚人達を解き放ち騒動を起こさせることで脱出を図るベルベット達。道中、魔女を名乗る軽いノリの人間マギルゥや、太刀を探しているという異国風な業魔の男ロクロウといった癖の強い囚人とも遭遇しつつ、対魔士達の目をかいくぐって港の近くまで抜ける。
しかし、その行く手を阻むのは道中で倒してきた二等対魔士とは比べものにならない強さと言われる一等対魔士オスカーだった。従えている聖隷ごとベルベットを攻撃するという非情な行動に出るオスカーだったが、その行動を引き金に使役していた聖隷が業魔化する。人や獣の業魔とは比べものにならない強さを誇るその業魔からの攻撃からベルベットを守り致命傷を負うシアリーズ。自身の命には、特定の言動を縛ることによって強力な力を得る『誓約』がかかっているためベルベットに己の命を食らうように進言し、ベルベットはシアリーズを食らい力を得る。その直前に見えたのは仮面の下に見えたのは死んだはずの姉の顔だった。

オスカーを退け、脱出するための船までたどり着いたベルベット。
恩を返したいというロクロウと、一緒に脱出したいというマギルゥと共に幽閉島を脱出する。しかし、荒れた天気の中で航海士もいないという状況によって、目的地であるミッドガンド領からほど遠い北国のノースガンド領に壊れた船と共に漂着することとなる。
急ぎ船の修理と航海士の手配をするために街の商船組合に掛け合うが、三年前の『降臨の日』と呼ばれる日以来世界を牛耳っている組織『聖寮』に所属するテレサからの命により商船組合は業務停止状態だった。
密輸を行っていた業魔の男を処分すれば営業を再開できると聞いたベルベットは商船組合に協力する事を決めるが、監獄島に幽閉されるきっかけとなった裏切り者を探すと言ったマギルゥは離脱する。

【商船組合の依頼~アイゼン合流】
マギルゥには構わず、業魔の男ダイルを始末するために西の村へと向かうベルベットとロクロウ。村の入り口で対魔士と遭遇するが人間のフリをしてやり過ごすと、対魔士がいなくなるのを見計らっていた村に住む少女から、ダイルは北の洞窟にいるという情報を得る。
少女の情報を元にダイルがいるという洞窟へ二人が向かうと洞窟の最深部でトカゲの業魔と化したダイルと戦闘になる。ベルベットはそのままダイルを始末しようとしたが、商船組合が文字通りダイルをトカゲの尻尾切りとしていた事を知ると、ダイルの尻尾だけを切り取り、商船組合員に見せることで死んだかのように偽装する代わりに自分たちが港から逃げおおせたタイミングで騒ぎを起こすように取引をした。

その一方で港ではマギルゥは、弟のオスカーよりベルベットが業魔であるという情報を得た一等対魔士テレサに捕縛されていた。街中で最初に遭遇した際にベルベットは人間のフリをして誤魔化したが、その際に行動を共にしていたマギルゥをその一味だと判断しての行動だった。

ダイルの尻尾を商船組合員に見せ、依頼はこなしたと嘯くベルベットの要求の通りに組合員は難破した船を修理しようとするが、船の重要なパーツが破損しており修復は不可能。港の船を奪うなりして脱出する必要が出たが、テレサがマギルゥを処刑するという情報がベルベットたちの耳に入る。
仲間をおびき寄せるときによく使われる手だと商船組合員から聞いたベルベットは作戦を変更するために一度ダイルの元に向かい、航海士も必要だったからおあつらえ向きだと言わんばかりに、二手に分かれて船を奪うように指示をする。
裏をかいて正面から街に乗り込んだベルベットとロクロウの前には大量の対魔士が立ち塞がるが、二人はそれを退ける。しびれを切らしたテレサが前に出るも、タイミングよくダイルが爆発物が大量に保管されている倉庫を爆破。騒ぎに乗じてベルベットとロクロウ、ついでにマギルゥは逃げ出し奪った船で沖に出て行く。

なんとか一難去ったと胸を撫で下ろすも、ベルベットの手にはテレサが連れていた二体の聖隷のうち一体の手が握られていた。聖隷を道具としか扱っていないテレサに自爆命令を出され、ベルベットの近くにいたその聖隷は死んだ弟のライフィセットによく似ている。しかし、命令がなければ自発的に行動は起こさない点は似ても似つかず、ベルベットは苛立ちを隠せなかった。
そんな中、急に後方から多数の砲撃を受ける。
砲撃の主は危険な海賊として名高いアイフリード海賊団だった。
海上では到底勝ち目がない事が分かっていたためなんとか陸に船を着け応戦するベルベット達だが、決着がつく前に、先の戦闘が力量を測るためのものだったと、海賊団の副長である聖隷アイゼンから言い放たれる。
強固な守りの海門を抜けるために協力者が必要だというアイゼンの申し出に、一度は渋ったベルベットだが、どちらにせよ利用すれば良いという結論に至り同行することとなる。

ここまでで大体レベル13くらい

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