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陰嚢を切った話 その③

紹介された病院を受診し、事情を説明。こちらとしてはできれば手術をして取ってしまいたいという希望を伝えましたが、なにはともあれ検査だと。
エコーやらCTやら大がかりな検査を色々やります。エコーは大がかりじゃないけど。
その検査に予約を入れなきゃいけないし、こちらの病院は週末の外来を受け付けてないので、毎回有休を使って来なきゃいけないこっちとしては必然的に月1もしくはそれ以下のペースでの受診となります。

前の病院で診断してもらった上で紹介状書いてもらって来ているのに、ここまでしなきゃいけないんか?という疑問を度々思い浮かべつつも、精液瘤の切除という目的のためにぐっと堪えて検査の日々に耐え、そこからさらに「しばらく様子を見ましょう」という謎ポーズにも応え、もはや初受診から1年以上経って、何度目の受診かも忘れた頃に改めて「わしは切って欲しいんや」という希望を伝えたところ、担当の医師からは「うちでは経験のある医師がおりませんので別の病院を紹介します」という話に。
う~ん・・・

いや、最初からこの先生は切ることに消極的な姿勢は見せてはいたのですよ。
「生活に支障はありますか?」ってやたら聞いてきて、これくらいだったら付き合って生活していった方がいいんじゃない?という姿勢を取ってくるわけです。
まぁそれも1つの選択肢なんでしょうけど、私はもう1つの選択肢を取るために紹介状を書いてもらってここに来たんや。ここまで来てこいつを抱えたまま一生を過ごすなんて道は選べない。
ということで、また病院を紹介してもらったのですが、候補が2つあると。どっちか選んでくれと言われまして、そんな知りもしない病院をいきなり選べと言われても困りますがな。仮にどっちかがヤブだったとしても、選んだ責任はこっちにあるんでしょう?
仕方ないのでその場でスマホで調べさせてもらい、土曜日も受診ができる病院の方で紹介状を書いてもらいました。

ということでステージは第3の病院へと移り、手術はまだ先の話に。
(つづく)

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