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陰嚢を切った話 その④

8月某日。ついに入院。
まずは部屋に案内されて、とりあえず着替えたら特にすることもないのですが、割と入れ替わり立ち替わり看護師さんや医師がやって来て、入院中のスケジュールだとか、単に挨拶だとか、熱と血圧を計るだとかして、結構落ち着かない感じでした。

手術をしたらしばらくの間は運動もできんだろうなと思って、できる範囲で筋トレをしたり、ゆっくり読書をしたり。基本的にほとんどの時間は暇だろうという想定の下、本は3冊持ってきていました。その想定自体は合ってたんですが、実際には本はあまり読めませんでしたね。理由は追って説明します。

夕食がめっちゃ少なくてがっかり。病院食なんだからたっぷりは出ないのは承知してましたけど、私は特に内臓系の疾患で入院しているわけではない食事制限のない患者なので、もうちょっと出してくれても良かったんじゃないのというのが正直な感想。

ちなみに私、過去に病院の配食のバイトをしていたことがあります。短期間ではありますが。
主な業務はご飯など簡単な食事の盛りつけ、病室への配膳と引き上げ、食器洗いなど。
当時の経験からすると、常食(食事制限のない人用のメニュー)はもうちょっと量があったような気がしたんですが、記憶違いかなぁ?

なお手術当日は食事抜きだそうで、朝7時以降は水も飲めないんだと言われました。おまけの夕食後に下剤を飲むように言われ、もう出すもん出し切って空っぽの状態でやるぞって感じみたいですねぇ。
もしかしたら麻酔で麻痺状態になった時に、うっかり出ちゃうことがあるとか、そんな理由なのかもしれません。知らんけど。

(つづく)

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