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陰嚢を切った話 その②

前回、とりあえず穿刺処置により液を抜いて見た目上は元通りになったものの、1ヶ月もするとまた膨らんできたのがわかります。なるほどこういうものかと。
私は以前粉瘤(皮膚上に袋ができてしまい、垢や皮脂が溜まる症状)ができてしまい、それを手術で除去した経験がありますが、まぁ何となくあれと同じようなもんなのかなという印象。

それからしばらくは放置していたのですが、やはりなんとなく具合がよろしくない。取り立ててすごい邪魔というレベルでもないから歯がゆいのですが、な~んか具合が良くない。そんな感じです。
また針を刺して液を抜いても元に戻るわけだし、どうせなら手術をしてすっかり治してしまった方がいいかなと思うようになりました。
ただ手術となると手間も費用もかかるので簡単には決められませんが、妻に相談すると「いいんじゃない?」程度の軽い反応。こういうことでお金を使うことに関しては寛容な彼女。
別に普段はめちゃくちゃ財布のひもが固いというわけではなく、2人とも必要な物以外にほとんどお金をかけないタイプというだけなのですが。

で、前回の受診からだいぶ間を開けて再び泌尿器科を受診します。
例によって穿刺で液を抜いてもらった後で、これを繰り返すのも面倒なので手術して取りたいのですがと相談。医師の方もそれがいいでしょうと応じてくれて、手術のできる病院を紹介してもらうことになりました。
やれやれ。これでようやくこいつともおさらばだ。

・・・と、この時は軽く考えていたのですが。
(つづく)

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