屋久島の海をきれいにする屋久島海まつり

こんにちは！永田洋一です。屋久島海まつりって聞くと，何やらお祭り騒ぎを想像しちゃいますよね？でも実は，その名とはうらはらに，屋久島の海をきれいにする大イベントなんです。屋久島海まつりは，町の観光協会主催で，海岸の清掃にみんなで取り組みます。

屋久島の砂浜や港をぴかぴかにするのが目標。
そこで僕らは楠川の海岸で大作戦を決行！町内全体で海岸清掃に取り組むわけです。場所は屋久島町の各港。永田，吉田，一湊，宮之浦……たくさんありますよ！

それぞれが軍手や掃除道具を持参して，参加しやすい場所で頑張ります。ごみはちゃんと指定された場所に捨てましょう。特にガラスや瓶，金属類は気をつけながら。怪我はごめんなので，安全第一です。

折しも4月下旬から，ここ屋久島の海岸にはアオウミガメが産卵のためにやってくるんです。だから海岸を綺麗にしておかなきゃ！朝8時から始まりますが，もうその頃にはたくさんの人が楠川の海岸に集まっていらっしゃいます。

主催者が水色のごみ袋を配ってくれます。これはボランティア専用の袋。それぞれが水色の大きな袋を持って，好きな場所に散っていきます。子どもも大人も，打ち上げられたごみを集めていきます。

ボランティア専用袋を受け取ります

でも，中には結構な重さの「網」が！砂を含んでいるから，引き上げるのが大変。でも2〜3人で力を合わせればなんとか。それを軽トラが運んでくれます。

砂が絡まった網を引っ張っています

1時間もすれば海岸はかなりきれいになります。帰り道，白い砂浜を歩くと，雲の隙間から差す光が神々しく見えます。

神々しく光る海と白い砂浜

子ども会が用意してくれたサイダーは格別のお味。グビッと飲む音が，心地よく響いてきそう。島の子どもたちは島の大人たちの姿を見て育ち，この屋久島での生かされ方が，きっと将来の自分を作り上げるんだと思います。