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「敵は2分でできるけど、味方をつくるのは3カ月かかる」

こんにちは、皆さん。永田洋一です。
作家として高名な林真理子さんが、令和4年7月1日に日本大学の理事長に就任され一年が経とうとしています。彼女は「学生ファースト」というシンプルな原則に基づきながら、大学の信頼回復に向けて熱心に尽力して来られました。

林真理子さんはあるインタビューで、「敵は2分でできるけど、味方をつくるのは3カ月かかる」と述べ、信頼関係を築くには時間が掛かることを示唆しています。

一方で、対立からは新たなアイデアや成長の機会が生まれるという側面も存在します。異なる意見や批判から学び、自己を深化させることで、自身の強みや弱みを客観的に見つめ直すことが可能になります。こうした営みは、単にネガティブな要素だけでなく、洞察を得て改善する機会を提供する可能性があるのです。

友好的な関係だけではなく、あえて対立を経験することは,個人にとっても組織にとっても大切だとぼくは思っています。実際に対立を構造的に理解し、大学の組織運営に潜む問題点に的確に分析することが、改革への近道だったのでは?と思ったりもします。

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