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サウナーになってみた

2023年に初挑戦したことがいくつかあるのですが、そのうちのひとつがサウナです。
元々サウナには全く興味がなく、「流行りに乗っかってやってる人が多い」というネガティブな印象の方が強かったのですが、やってみようと思ったきっかけがこちらの書籍でした。

「そもそも、サウナって身体にどう効くんだろう?」という疑問があったので、「医者が教える」なら説得力もあるだろうということで読んでみたのです。


「ととのう」にもロジックがある

サウナといえば
サウナ→水風呂→外気浴
この一連の流れによって「ととのう」のはサウナ愛好者でなくともなんとなく理解されているように思いますが、本書ではそのメカニズムについても解説されています。
それぞれがどういう意味を持つのか?まで理解しながら実践することで、より「ととのい」度が増すように感じられます。
また、それぞれの作法や、どのくらいの時間をかければよいのか、やってはいけないことなども書かれているので、サウナ初心者にとっては入門書としてありがたい内容になっています。

サウナの正解とは?

本書を読まずにサウナーになった方も多いはずですが、そういった人たちはどのようにしてサウナの作法を学んだのでしょうか。
テレビや雑誌などのサウナ特集で知るパターン、YouTubeなどサウナを専門的に扱っているメディアで知るパターンなどが考えられますが、本書のような医学的(科学的)根拠に基づいて紹介されているのはどれくらいあるのだろう?というのが気になります。
サウナ内を観察していると、本書ではNGとされている行動をしている人もよく見かけます。
特に水風呂ではその傾向が強いですね。
そのやり方で大丈夫かな…と見ていて心配になることもあります。

ただ、根拠があるとはいえ、「本書の内容をサウナの標準とすべきだ!」と声高に叫べるかというと、それもまた違うような気がします。
あくまでサウナ好きの医者が独自の解釈を披露しているだけ、なので。
ダイエットや健康法などと同じで、世の中にはたくさんの情報が溢れていて、それを自身の判断で取捨選択し取り入れていくしかなさそうです。

いかにサウナを習慣化するか

本書には「サウナには毎日入るのが好ましい」と書かれていますが、私は週1ペースでしか入れていません。
幸いにも自転車で行ける範囲にスーパー銭湯があるのですが、サウナ→水風呂→外気浴を3セットやって帰ってくるのに1時間半〜2時間ほどかかってしまうので、仕事や家事の合間にそれをやろうとするとなかなか時間を確保できないのです。
また、仮に時間を確保できたとしても、毎日スーパー銭湯に通うとなると結構な出費になります。
本書にも「サウナは無理なく続けられることが大事」と書かれていたので、まずは今の週1ペースをしっかり守るように心がけています。

サウナーになってから2ヶ月ほど、回数にすると10回ぐらいですが、まだ体調面での変化などは感じられておりませんので、またしばらく経ったところで感想を綴るようにします。

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