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DEAR FRIENDS←→from NEEEWME!→2017年←→2022年

今から5年前の2017年。
その頃から、実は今年につながるいろいろな背景があるのです。

私はこの年からその先の未来を思い描くようになりました。
今年2022年から振り返ってみると、それが必然で、あぁ、なるほどなぁと思うことばかりなのです。

本業のバンド活動は、その年も同じようなタームでツアーを続けていたし、1998年に授かった娘は19歳になり、春には高校を卒業しやっと3年間の早朝お弁当作りも終わり、親の手を少し離れたこともあり、生活がまた変わり始めた年だったんですね。

年齢的には遅い38歳で初めて子どもを授かってからは、妊娠中もとにかく楽しくて楽しくて仕方なかったし、娘がいる生活は笑いにあふれ、毎日目に見えて成長する子どもと過ごす時間は穏やかで居心地が良い世界で、数十年は子育てが自分の生活の全てになったけど、それは全然苦ではなく、それまでバンド一筋でしか生きてこなかった私としては、なにもかもが新鮮でカラフルで生き生きした時間となっていたのです。

影響力大の彼女が幼稚園、小学校、中学校、高校と区切りが着くたびに、私の生活も大きく変化がありました。でも楽しい。生き甲斐にもなっていて、バンド以上に情熱を傾けられることが他にあるなんて子どもがいない時の私から思えば想定外、まったく考えられないこと。
2017年で19年が過ぎ、生活が子どもの高校卒業に伴い大きく変わる時期でした。

あれ?これって、今までと違って自分の自由な時間ができるのか?わぁ〜お、じゃぁ、もう少し外の世界へ出て行ってみようかなぁ〜と久しぶりの開放感にワクワクしながらプランを幾つか立てた2017年。

まずSOLOプロジェクトをスタート。

3月11日には、私が50歳の節目に出会って声のノウハウを基礎から教えてくれたmookiさんをゲストにピアノと歌う初のSOLOライブを目黒のジャズクラブで行い、それが終わってすぐの3月16日には一般にはリークしないクローズイベントでしたがROCK'A'THERAPYパーティーを開きました。

[ROCK'A'THERAPY]はPERSONZの19枚目のアルバムタイトルです。
最高に気に入っているネーミングで、もともとライブがそんな体験ができる場所なんだけど、ROCKが音やメッセージで人の心を癒す。そんなイメージ。

このROCK'A'THERAPYは2009年に勉さんから紹介されて出会った片木美穂さんとの付き合いから始まりました。
彼女は卵巣がん体験者の会スマイリーの代表。
片木さん自身卵巣がんを体験し、卵巣がんの抗がん剤ドキシルの早期承認を求め大きく貢献した方です。ドラッグラグの問題などいつも最前線で力を振り絞っている片木さんとの出会いはとても大きい。
(詳細は上記のスマイリーをクリックしてくださいね)

彼女が2009年、子宮頸がんのチャリティーコンサートに誘ってくださって、4月5日に実現。当時のログが残っていましたのでご興味ある方は、下記をクリックしてみてください。
PERSONZ BRAVEHEART Charity Live

この日はトークショウもあり、私も女性の身体のことを再認識しました。私も毎年、婦人科検診を受けているけれど、より確実で性格な知識は大切。自分がまず女性としての身体を理解しないとわからないことたくさんある。
検診は早期発見に早ければ良い治療につながるから、とにかく1年に一度は受けましょうと今でも女性のみなさんには強くすすめております。
その片木さんとの出会いから、その後、数々の方々とお会いすることになり、私なりに知識と人脈を蓄えてきました。

私の主治医となる対馬ルリ子先生と出会えたのも、このチャリティーライブからのご縁。

2009年のお付き合いが、どんどん広がって、やがてこの2017年のROCK'A'THERAPYパーティーにつながるのです。

子宮頸がんのチャリティーライブのように女性の疾患を語るトークショウとライブを一緒にしたようなイベントをやりたいなぁと思い計画をたてました。
女性が身体のケアについてクリニックで先生の診察を受ける前に、情報交換ができる場所。集まった女性が気軽に会話できる場所がほしい、どうしたものかと考えていたら、そうだ!パーティーを開いてみよう!となり、対馬ルリ子をお呼びし、たくさんの婦人科の女医さんのご友人たちにも協力をして頂いて実現できたのです。

すごいでしょ。

ハロウィンではないけど、心の開放ということで、私の衣装やWIGなどを受付でお貸しして、ロックな格好をして弾けながら楽しみながら、身体の不安があれば婦人科の先生のアドバイスを受けながら話せるパーティー。
合間にアコースティックライブもしたなぁ。

このイベントは当時は初めての企画で反省点も多く、そのまま月日が過ぎてしまいましたが、コンセプト自体は良いので、必ず、またやりたいと思っております。

とにかく、この2017年から新たに自分の時間を持とうと意識し始めました。
それまでの私といえば、子育てしながらのインドアが多くて、外出もあまりせずPERSONZのライブしかない自分がいて、その世界をもう少し広げてみたくなったのかな。

このROCK'A'THERAPYパーティーを開いたのちに、また更に新たな試みをしました。2017年7月22日には、三味線JILL屋初ライブも決行。

見てください。この写真!

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