【大晦日】RIZIN.45 勝敗予想の巻

早いもので2023年も残すところあとわずか。クリスマスも終わりみなさま慌ただしくお過ごしかと思います。

そんな年の瀬のビッグイベントといえば…そう、我が国が世界に誇るメジャーMMAイベントRIZINであります。

来年一月には東南アジア発自称UFCに並ぶ世界的格闘技団体ONE(笑)の日本大会が開催されるわけですが、RIZINがある限り日本でのイベント成功は難しいでしょう…それくらいRIZIN人気がスゴイわけです。

お前普段RIZIN(笑)とか言ってバカにしてるくせに大晦日は見るのかよ、とのご指摘もありそうですが😅

PRIDE世代としては大晦日は餅食べながらMMA(格闘技)を見るのがなんというか習慣になっていますので、このカードでこの値段とかボッタクリじゃねーかとか言いながら基本大晦日はPPVを買って見ています。

先ほども少し触れましたが近年のRIZIN人気(というか出場しているインフルエンサー系格闘家たち人気)は凄まじいものがあり、クソ高いチケットもバンバン売れていると聞きます。

RIZIN旗揚げから数年はヤ○オクで2000円くらいで招待券が叩き売りされていたものですが(一度買って観に行った)、今では大会によってはプレミア化しているレベルだとかなんとか…😮😮

DREAMや戦極が旗揚げ時がピークでその後はひたすら右肩下がりだったことを考えるとやはり榊原CEOの手腕はスゴイなと思います。賛否両論ある方ですし、個人的には選手とファンを金づるとしか思っていない点が死ぬほど嫌いですので、とっとと業界から消え去ってほしいとは思うのですが
好みはともかく優秀なプロモーターであることは間違いありません。

逆にスコットコーカーはMMA、ひいては格闘技を心から愛している良い人なんでしょうけど、商売が下手なんでしょうね…プロモーターとしてのキャリアの中で2回世界ナンバー2の団体を切り盛りして2回共売るハメになるなんてなかなかありません😥

話が脱線しましたが、要はこの大人気RIZINの年間最大のビッグイベントの注目度にあやかって勝敗予想をしようという訳であります。

とはいえRIZINの全大会をチェックしている自称MMAマニア(笑)の方々に比べるとワタクシのRIZIN知識は貧弱極まりなく、完全なニワカですのでよく分からないカード、興味のないカードは予想できません…ご了承を🤗🤗

それではいってみよ〜


第11試合/扇久保博正 vs. ジョン・ドッドソン

フライ級のマッチアップです。オッズは知りませんが、ドッドソン有利の声が多いんですかね?たぶんここ数年は負けなしなのかな🙄

ただでさえ選手生命が短い軽量級の39歳がトップクラスとして君臨していることからもRIZINというリングのレベルの高さが窺い知れますネ🤓🤓

扇久保もフライ級カムバック一戦目だった去年の堀口戦は良いところなしでしたが、基本的にはこれと言った大きな穴のないコンプリートファイターだと思います。

打たれ弱くなっているイメージもないですし、国内レベルならまだまだトップで通用するとは思うんですが…ドッドソンもけっこー年齢いってますからね

とはいえこれといった決め手に欠けるのが扇久保、というのもまた事実なので序盤にテイクダウン成功→漬け切って判定勝ち、かな…ドッドソンの打撃で扇久保がKOされるってのは正直イメージが湧かない。

予想一発目でイキナリ大方の予想とは反対の扇久保判定勝ちと予想

3R漬物石のごとく上に乗っかってポコポコ殴ってやり切った感を出しての涙の判定勝ちですかね…たぶん途中で見るのやめる試合になると思います🤪🤪


第15試合/クレベル・コイケ vs. 斎藤裕

フェザー級のマッチアップです。元チャンプ対決ですね。

KSWからRIZINに参戦して片っ端から日本人トップファイター(笑)を極めまくり絶対王者となったクレベルでしたが、去年の大晦日にパトリシオに対抗戦で敗れ今年は鈴木チヒロ相手の防衛戦で体重オーバーで王座剥奪、からの金ちゃんに完封負けと今年良いところ無しのクレベルです。

40過ぎの元国内フェザー級王者に元絶対王者が完封負けしてしまうのもどうなんだとは思いますが😅😅 戦極戴冠もちょっと棚ボタ感ありましたし、防衛戦でマルロンサンドロに速攻でボコられましたからね

そんなロートルファイターと国内キックチャンプがTOP2として君臨する国内最激戦区(笑)のフェザー級であります。

前回クレベルが金ちゃんに完封負けしたイメージからか、クレベル攻略法が明らかになった!みたいな風潮があるようですが、普通にクレベルの一本勝ちと予想します。

RIZINで人気のある朝倉未来選手や萩原選手のように、レスリングやグラップリングが出来ない事で間接的に打撃が強く見える系のなんちゃってストライカーが猛威を振るっている近年の国内フェザー級においては、斎藤選手は比較的コンプリートなMMAができる選手だとは思いますが、それも国内レベルの話で悪く言えば決め手に欠ける長所の無い選手だと思います。スプリット判定だったのは意味不明でしたが、ほぼMMA素人の元ボクシングキッカー相手に判定勝ちだったことからも明らかなようにフィニッシュ力もありません。

で、打撃も上手くてグラップリングもできる金ちゃんがクレベルに勝ったからと言って斎藤選手が同じ戦法で戦えるとは思えませんし、割とあっさり極められるんじゃないかと…

今年は不調なクレベルでしたが(体重オーバーは自業自得)、ここはきっちり勝って来年はタイミング次第で再び王座戴冠、みたいな流れになるのではないでしょうか。


第16試合/バンタム級タイトルマッチ フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海

バンタム級のタイトルマッチです。

こっちがメインだと思ってました。海くんは毎年大晦日メインで負けるからそれを考慮したんですかね😉😉

アーチュレッタも去年の大晦日にRIZIN初参戦してからすでに今年2試合していて、なんかもうRIZINレギュラー化しています(つーか王者)。年齢的にもベラトールで再びチャンピオンになるのはちょっと厳しい…ところで上手く日本に馴染んでるなあという印象です。

予想はアーチュレッタの3R判定勝ちです。

海くんはここ数年怪我が多く欠場もちょこちょこあったみたいですが、MMAファイターとして成長しているし普通にそこそこ強い選手だと思います。復帰戦で元谷選手をKOしたのは正直驚きました🤕

謎の腰が強いアピールのお兄ちゃんとは違って、海くんは普通にテイクダウンディフェンスが相当上手いと思います。なんというか、扇久保2戦目の時に思ったのは純粋なレスリングとしての腰の強さよりも、動物的な体幹バランスの良さ…というか。猫が背中から落っこちてもクルンと着地するじゃないですか、あんな感じ。いわゆる運動神経がめちゃくちゃ良いイメージです。試合は負けたけど

ただこれは昔から変わらず戦法がワンパターンなんですよね。テイクダウンを切ってスタンドで倒す戦法。それはMMAの基本なんで良いんですけど、対戦相手からすれば何をしてくるか分かりやすいので一定レベルより上の選手には通用しないイメージがあります。

あと相手が自分の打撃にビビらず前に出てくると極端に顔面にパンチを振るだけマシーンと化してしまう印象も拭えません。相手が下がってくれるとパンチも上下左右と散らしたり、膝も出るんですけど。

んで、アーチュはスタミナも豊富で打たれ強く、多少打撃を貰ったりテイクダウンを切られてもペースを落とさず前に来るので、そのペースに呑まれちゃうかなと。

展開としては1Rは1.2回海くんがテイクダウンを切って「うぉおすげぇぇ朝倉兄弟腰強ぇぇぇ!!UFCでも通用するぅぅ!!RIZIN最強ぉぉぉ!!」みたいなお決まりの盛り上げをしておいてだんだん削られてジリ貧になって判定負け…と予想します。

海くんの一発の強さはこの階級では相当なものだとは思いますが、アーチュをパンチでKOは難しいでしょうね…早い段階でボディに膝が入れば面白い展開になるとは思いますが。


第17試合 /フライ級タイトルマッチ 堀口恭司 vs. 神龍誠

フライ級のタイトルマッチです。

今年の夏にスーパーライジンのベラトール枠で初代ベラトール世界フライ級王者決定戦という名の日本王座決定戦みたいな試合で組まれていたマッチアップですが、ご存知の通り堀口によるアイポークで中止になってしまいました。

普段ベラトールはUNEXTの基本料金で見られるのに、なんでRIZINがくっついて5000円(だっけかな?)も払わなきゃいけねーんだよ😡😡と文句を言いながらもPPVを購入して結果アイポークで終了。でマジかよ…となったいわくつきのカードであります。

勝敗予想は堀口の3R判定勝ちです。

神龍も若くてレコードも綺麗で良い選手だとは思うんですが、さすがにまだ堀口は無理でしょう…あと2年くらいはかかると思う。

元々レスリングがバックボーン?みたいでフィジカルも日本人フライ級のソレではなく凄まじい肉体をしているので、組んでも全然イケるみたいな自信があると思いますが…多分実際に組んでみてエッ?みたいな感じになると思います。

多分今の堀口相手だとレスリングで勝負するのが一番キツイと思います。まだ打撃振り回してワンチャン狙いの方が可能性がある。

で、堀口はグラップリングも相当強いですから、仮にスクランブルやなんやでちょっと良いポジションを取れたとしても一本は取れないでしょう。

だから神龍的にはパンチの決め打ちじゃないですけど、この展開になったらこう極めに行く、みたいなパターンをガチガチに決めてそれが上手くハマれば…みたいな感じで一本勝ちじゃないと多分無理ですね。

堀口は皆さんご存知の通りこれといった弱点が無い真のコンプリートファイターですが、強いていうなら火力が無い。RIZINバンタムではそこそこのレベルの選手相手にバカスカKOを量産していたのでフィニッシャー的なイメージがRIZINファンには強いかもですが…。セルジオ戦の時なんかは特に思いましたね、上を取っても強いパンチが当てられない。

で、今回はフライですからパワーはさらに落ちるんで若くてまだまだ打たれ強い神龍をKOはできないと思います。フィニッシュするなら一本勝ちの方が可能性があるかな。

ちょっと気になるのは堀口が今回は珍しくやや感情的になっているのかな、という点ですかね。調印式?の動画を見ましたが妙につっかかるな、と。普段なら何を言われても1人でゲラゲラ笑って流すイメージがあります。

まあキャリア的にも差がある相手で、前回の試合もあんな感じで終わって今年はまともに試合ができていないのでその上に神龍の毒舌攻撃で少しイライラしているのかもしれませんね。

普通にいけば99%堀口の勝ちですが、やはりMMAは実際にやってみないとどっちが勝つかは分かりません。同じ人間が体重を合わせて殴り合うわけですから。VS海くん一戦目がまさにそうでしたので…😥

とはいえ実力差は相当なものがあると思いますから、そのイライラが上手くハマってキラー堀口の凄まじいKO劇が見られるかもしれませんけどネ🤓🤓


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