見出し画像

日記

6月のボーナスおよび7月以降の給与の決定に先立ち、評価面談があった。
勤め先は給与がある程度等級で決まる給与形態であるが、ありがたいことに等級が上がるらしい。入社から1年頑張った甲斐があったというものだ。
数年遅れにはなったが、自分の周囲で「このくらいもらえたら一人前」とされている年収へ30歳にしてやっと届いた。
別に現状の年収でも23区内一人暮らしで多少の贅沢ができる程度ではあるのだが、周囲では何百万も多くもらっている人が多いため、なんとなく劣等感があったのだ。
月手取りが7〜8万ほど、年収のほうはなんと100万ほどアップするので、今後の生活水準がどうなるか今から楽しみでもあり、怖くもある。

無事に大幅昇給が決まったので、引っ越すことに決めた。
なぜなら今の家はとにかく狭すぎる。
引っ越しを決めたときは、とにかく一刻も早く実家を出たかった。通勤に不便でない範囲であればどこでも良く、室内設備は自炊とインターネット接続がまともにできればあとはなんでも良いような気持ちの中で選んだ物件だ。実際、狭いものの設備だけで言えば都心の家賃水準ではコスパが良い方の部屋ではあると今でも思っている。
そして都心に近すぎる。5年・10年前の人出であれば都心部の暮らしもそこまで不快なものではなかったが、2024年現在の都心部はもともとの住人に加えて新しく上京してきた人々と大量の観光客がひしめいており、なかでも新宿・渋谷なんかは毎日常に人混みだ。こんなところでは生活できない。
それに車通りの多い大通りに面した部屋だから、夜はトラックやバイク等のエンジン音で寝付けない日があるほどだ。ポケモンスリープもよく車の音を拾っている。
だが、7月からの給料であれば、郊外なら1DK〜1LDKに住める。さすがに劇的に広くできるほどの収入ではないが、それでも6畳一間の現状と比べれば狭めの物件でも1.7〜2倍。だいぶ人間らしいゆとりを持った暮らしのできる広さじゃなかろうか。
ボーナスが入ったら本格的に部屋探しへ動き出す計画でいる。それまでは賃貸情報サイトを眺めてニヤニヤしていよう。

2年ちょい前までメンヘラこどおば無職をしていたとは思えない日記だ……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?