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長典男の人生四百五十年の思い出話

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あの世へ行かず!?転生を繰り返す長典男の人生四百五十年で見聞き、体験、出逢い談。更新中。
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2021年9月の記事一覧

地底人との再会 その6”地球の将来”

そしてしばらくの間、静寂の中にいて、また独り言のように話し始めたのです。 「人はよく、善と悪を区別したがりますが、それは自分が正しいと思っているから成り立つことであって、絶対的な尺度を持ったモノではないことに気付ける方は少ないように思います。 それなので、その思いが利己的で自分勝手な思いから発したモノだとしても、自分を正当化して自分の考え方が正しいと思い込み、相手を一方的に悪だと決め付けることが出来れば、それで成り立ってしまうものなのです。 それによっていつの間にか互い

地底人との再会 その5”縄文人”

地底人は私の心の変化を確認し、その変化を楽しむように、また独り言を続けたのです。「あなた方は、あなた方の祖先であり、古代人の代表である縄文人を理解していないと思います。縄文人が人類が創られた目的を理解していたのか?と聞かれれば、それは判らないけれど、自然環境の調和を図るために文明としての発達(科学の発展)を捨て、取り過ぎない!壊さない!人を増やし過ぎない!をモットー?に家族社会を維持し続けたのは確かなことです。だって考えてみて下さい。人間はたった5万年でこれだけ発達・発展した

地底人との再会 その4”異常進化と桃源郷”

人類は5万年かけて10億人になり、その後の100年で72億人に増えた。5万年かけて10億人になったのは正常進化の範囲であると思えるが、その後の100年で72億人に増えたのは異常進化としか言えないです。なぜなら、たったの100年程度の時間で人口が7倍強になるということは、その人間が生きるために動植物が駆逐されるからです。 なお、人口が増えた理由ですが、極端な言い方をすれば、自分の子どもを子どもとしてではなく、労働力(奴隷)にするために産み増やしていることです。だから男の子は働

地底人との再会 その3”送信メッセージ”

そして少し間を置き、今度は私が地底人に「ところで夕べ、夢の中に何度もこの黒髪山神社という名称が出て来たのですが、それはあなたが送ってきたメッセージだったのですか?」と質問したところ、あっさりした感じで「そうですよ」と返事をしてきて、「でも、あなただけにメッセージを送った訳ではありません。他の方にもメッセージを送っています。ただ、送った方の全てがそのメッセージを受け取れたとも限りませんし、それぞれの方への指示内容(場所や日時など)も違いますので、あなたのように指定された場所に指

地底人との再会 その2”10時23分”

「10時23分」という声が左手の方から唐突に聞こえたので、誰もいないと思っていた私はビックリして瞬間的にそちらの方を見たのですが、そんな私に構うことも無く、一瞬の間を置いて「時間ピッタリですね」と言ってきたのです。 その声の主は見覚えのある出で立ちで、静かに佇んでいました。そう、大きなつばのついた黒い帽子をかぶり、映画『マトリックス』の中のキアヌ・リーブスが着ていた薄手の黒いロングコートを羽織り、美輪明宏さんに似た雰囲気を醸し出すその方。最初に会った時と何一つ変わることのな

地底人との再会 その1”黒髪山神社”

群馬県には上毛三山と呼ばれる山があって、その1つに榛名山があります。その榛名山はカルデラ火山で、榛名湖と呼ばれるカルデラ湖を中心に稜線が続いていて、その山々の中で2番目に高い山が相馬山(黒髪山ともいう)と呼ばれる山です。この山は周囲を絶壁に囲まれた修験道の山で、古くから山岳信仰の霊山として厚く信仰されてきた山でもあり、第二次世界大戦後はGHQが現在の陸上自衛隊・相馬原駐屯地を接収して、山岳訓練と称してロッククライミングの練習をした山でもあります。 そんな霊山と呼ばれる山の山