G-Funでオーダーメイドのキッチン棚を作った
サムネイルはG-Funのページから
キッチンの棚を変えよう
引っ越しより数年経ちましたが
ずっと余ったメタルラックを使い続けていました。
以前から流し台側の高さと合うキッチン棚(食器棚)が欲しいと思っていました。
ニトリやら家具屋やら見ていましたがどうにも思ったようなものが思ったような価格で無く、自分で作るかオーダーするしかないなとなりました。
こういう棚よく見るけど「何か趣味と違うよね」ということで対象外に。
https://www.nitori-net.jp/ec/product/4712500s/
条件
家族会議で『こういう棚にしよう』という条件をあげていきました
【サイズ】流しとコンロの棚の高さと同じ高さ(家事のスムーズさを向上)
【サイズ】壁から冷蔵庫までぴっちりとした幅
【見た目】リビングの家具のように黒の金属フレームで棚板は木材がよい
【機能性】ごみを入れやすいごみ箱の配置にする
【再利用性】今使っている食器入れのカゴが再利用できるとよさそう
【機能性】あとから棚の高さを変えられる、増やせるとよさそう
黒フレーム・木材棚という条件が出たあたりでDIYするという気持ちが固まっていました。
今までDIYで棚を作るときは木材で柱も組んでいましたが、DIYで金属フレームって何があるのだろうというところからG-Funなるものがあると行きつきました。
(調査の後日ホームセンターを見ていたら売っていたので実物が見れたのでよかったです)
G-Funって
G-Funの作品事例など見ていくとよくわかりますが、アイデア次第でなんでも作れる製品だと思います。
コネクタの種類も豊富なので「ここだけスライド棚にしたい」「フックを付けたい」等々、思いついたことは大抵かなえられるようです。
(ただしコネクタ1個がお高い)
さて
今回は高さ80センチ、幅180センチにもなる大物です。
絶対失敗したくありません。
G-Funを調べていく中で作成イメージを送るとプロが図面化してくれるというサービスがあるということでお願いすることにしました。
(最初は自分でCADを書こうかと思いましたがやめてよかったです)
G-Funへ注文
作成イメージ図を描く
寸法を測り、イメージ図を書き、図面化をお願いしてみます。
図面化と同時に必要な製品がそれぞれ長さも決まった状態で買えるようになります。便利
図面が出来上がりました
イメージ図を送り2週間程度で図面が送られてきました。
上の画像の全体図を含めて、三面図や棚板を用意する場合の図面まで作成してくれました。至れり尽くせり
図面で必要なパーツが一括でカートに入れられるようになっており、あとは注文するだけです。
(棚板とネジは自分で用意するかたちです)
注文
図面通りのものが用意されており、ボタンを押していくだけで注文が可能。
とおもったのですが、
ご用意されていたのは色がシルバーの製品であることに気づきました。
そのため図面をもとに黒の製品で一つずつカートに入れていくことに…
(図面をお願いする際に色を指定しなかったミスですね)
黒色の製品で改めて注文。
既製品ではなく指定通りの長さにカットしてもらうことになるので注文から1週間程度で発送されたと記憶しています。
ここまで図面依頼から到着まで3週間程度ですね。
棚板は普段ホームセンターで購入しカットをお願いして持ち帰るのですが、天板の板が1枚で20キロほどになりそうなので腰を守るため今回はまとめて通販サイトで購入しました。
一部の板は四隅を柱に干渉しないようにカットする必要があったので四隅をカットしてもらう加工も頼もうと思ったのですが、加工のオプションを入れるたびに値段が跳ね上がっていくので加工は無しで注文し、自分でノコギリをひいてヤスリがけすることにしました。
集成材を注文したのでサイトの表記通り2週間程度で発送されました。
https://shop.woodworks-marutoku.com/
組み立て
仮組
G-Funは初めてのためどのように組みあがるのかわからないし、きちんと図面通りに仕上がるのか不安がありましたので天板・棚板を組み込まず組み立てをしました。
結果は成功
思っていたより締め付けたほうがよさそうだな、という感触も得られたのでよかったですね。
電動ドライバーだと穴をつぶしそうなので念のためすべて手締めです。
(トルク調整できるものならよいのかも)
棚板以外を組み立てた骨組み状態なのですが全てアルミ素材のため軽いです。
とにかく軽い
これが木材だったら骨組み状態でもそこそこの重量になっていて腰が悲鳴をあげていたと思います。
本組
骨組みはできていますので、あとは棚板に下穴をあけてねじ止めしていくだけです。
あらためてコネクタを締め付けつつ完成。
特に問題はありませんでしたが、
先に全体的に安定させたかったので天板と一番下の棚板を付けました。
そのために間に入れる棚板を付けるのが少し大変でしたね。
手順の問題なので製品の問題ということではないように思います。
設置
既存の棚を整理しすべて移動。
床と壁を掃除。
空いたスペースに出来上がった棚を設置。
リビングで棚を組み立てていたのですが、幅が長すぎるので棚を持ち上げてシンクの上を通すことに。
この辺りも計画性がありません。
測った通り、既存の食器入れカゴもピッタリと入りました
暖簾で隠れたところにゴミ箱置きがあります。
キッチンでの動線上なのでゴミがとても入れやすくなりました。
(いままではキッチンの奥をゴミ置きにしていたので面倒だった)
まだ模索するところはありますが、非常に満足の出来です。
G-Fun使ってみて
軽い
これに尽きます
全て木で作ったものと比較すると1/10くらいの重量なんじゃないでしょうか。
たぶん
強度が高く、重量が軽く、木より細い
なので今後はこれでいいんじゃないかと思っています。
ただ完全に移行しずらい理由もあり…
思ったより高くつくかも
「思ったより」は完全に個人の感覚になりますが、
全て2x4木材を使って作るよりはお高めになるかなと思います。
本体のアルミ棒はそれほどではないのですが、コネクタが高い感覚です。
ひとつが300円程度、
今回の棚を作るにあたり40個使用しましたので、
そういうことですね。
ただコネクタも自己責任でうまい組み方をすれば減らせる気がしていますので『高い!』とは言えません。
今回は上に家電を乗せる関係でかなり耐荷重に気を使ったので図面通りのパーツ数ですね。
(天板のたわみ計算とかも考えましたが頭がついていかず)
バラした後、コネクタは再利用可能なのでその点を考慮するとこの価格は納得
使ってよかった
結論としてG-Funすごい良かったです。
図面化を含めての感想になりますが、ズレなく切り出したのを送ってもらえますし、頭でイメージしたものがそのまま出来上がるのはストレスがないです。
こだわるなら図面化からお願いするのがおすすめですね。
次はPCデスク周りのものでPCケース置きを作ろうかと考えています。
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