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GAFAの終焉

巨大な経済規模になったGAFAへの逆風がはじまった。

*GAFAとは、グーグル(Google)、アップル(Apple)、フェースブック(Facebook)、アマゾン(Amazon)の4社のこと。


GAFAの規模は国家レベル


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                        日経ビジネスより引用


・GAFAの売上高の合計は、サウジアラビアのGDPとほぼ同じ!

・GAFAの研究開発費は、ロシアの軍事支出並み!

・GAFAの株式時価総額は、ドイツのGDP並み!

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歴史上の帝国は、植民地から得た資源をもとに発展してきた。

19世紀の大英帝国や、20世紀の米国が思い当たる。

対してGAFAの植民地は、サイバー空間

資源は、膨大なデータだ。


データ  すなわち個人情報である。


私たちは、何気なくネットで買い物をする。

ありとあらゆる機会をとらえて、本人も気づかなかったニーズをくみ取り、ネット広告や通販を通じて膨大な収益を上げている。

私たちの明日の暮らしを決めるのもGAFAと言っても過言ではにくらいに成長している。


まさに、「帝国」である。


政府の存在意義をも揺るがしかねない存在に危機感を持った国家は規制をはじめている。


歴史を振り返れば、過去の帝国は民衆の反発によって終わりを告げてきた。


世界各国で、膨大に成長する帝国に反発する動きもある。


果たして、彼らは独占的な地位を振りかざす巨悪なのか?


私自身、GAFAの恩恵を受けている。

GAFAに依存している自分もいる。

先のことはわからいが、今後は国家という概念が薄れていく気がする。


その時、国家やシステムに依存せず、個人で自立できるか問われそうだ。



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