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いよいよ自己破産するときの心構え

いくら正しい家計簿を付けていても、いくら正しい心構えで生活していても、失敗するときは失敗する。できればお世話になりたくない。しかし、万が一自己破産が頭をよぎったとき、どうすればいいか。

借金がいくらぐらいなら自己破産するのか

僕が3年前に自己破産したときの実体験でいうなら

■年収は400万円
■借金の総額は400万円
 ー銀行カードローン 200万円
 ークレジットカードA社 80万円
 ークレジットカードB社 60万円
 ークレジットカードC社 40万円
 ークレジットカードD社 20万円

自己破産手続きを依頼した弁護士曰く、「普通」らしい。年収と借金がおよそ同じぐらいが自己破産の相場として良いだろう。借金が自分の年収以上ある人は、自己破産を考えたほうが良いと思う。

そもそも自己破産とは

自己破産とは、裁判所に破産の申立てをして、裁判所が免責を許可したなら、借金の返済が不要になるというものだ。デメリットは、破産者の個人情報は政府が発行する官報に掲載される。これによって、クレジットカードは7年、住宅ローンは10年は審査が通らなくなる。余談だが、昨年話題になった破産者マップは官報の個人情報とGoogle Mapを組み合わせたものだった。免責不許可のケースもあり、借金の理由がギャンブルや浪費だと許可されない場合がある。

また自己破産は一生のうち何度もできるものではない。最後の手段と考えるべきだ。

自己破産は恥ずかしいか

当然恥ずかしい。当たり前だ。

でも、国が認めた最終手段だ。

誰だって失敗はある。借金も失敗のうちだ。自己破産は恥ずかしいが、堂々と自己破産を申し立てればよい。それによってあなたの人生が良くなるなら。

でも二度と自己破産してはならない。なので、原因追求と対策は必ず講じるべきだ。

僕の場合は、その原因がお金の管理が杜撰だったと思った。対策として家計簿を付け、毎月の予算計画を立てて実行するようにした。すると家計はうまく回り、計画的に貯金もできるようになった。お金の管理ができるようになるまで自己破産から2年もかかったが、自分にとっては大きな成長だ。


もしあなたが人生をやり直したいと思っているなら自己破産をしたほうがよい。とても苦しんでいる気持ちはわかる。人様に迷惑をかけることが恥ずかしいと思う。自己破産をするということは、それを背負って生きていくということ。その覚悟を持って、堂々と自己破産してほしい。

自己破産は最終手段だ。二度と自己破産してはならない。そのため、今までの自分の生活を省みて、前に進んでほしいと思う。

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