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【国体から見る環境作りに必要なお金より大切なもの】

おはようございます☀️
昨日は庄内緑地公園にて
フラーテルカップがありました
 
寒い一日でしたが
良い天気の中ホッケーが出来ました
名古屋のチームはもちろん
三重県、静岡県から遥々参加してくださいました
中には朝5時出発のチームまでも😳
 
規模は年齢に関わらず
ざっと70名以上は
集まったのではないかと思います
 
 
 
今回は成年男女の審判を
担当することが多かったです

その影響もあって特に印象的だったのが
2年後に「三重とこわか国体」が迫る
三重県勢の盛り上がりがとても印象的でした

基本的に国体開催県には、出身県問わず
経験のある選手が集まりやすい傾向があります

それでも三重県のベテラン選手達は
その選手にこれからを託すというよりは
まだまだ脅かすかのように
成長しようとする姿勢でした

男女問わず、どの世代も明らかに国体に向けて
色んな思いを持って挑もうとしている
そんな気迫のある雰囲気やプレーが
とても印象的でした
 
 
 
そして、それは若い世代にも
影響を与えているなというエピソードも聞けました

三重県の中学生の環境は人手不足な部分もあり
決して満足のいえるものではないと言います

それでも自らの意思でホッケーに
専念する選手が現れるほど
未来ある子供にも注目してもらっているという状態
(写真の女性がその方です)

そんな彼女にボールが回ってくるチャンスがあると
「いけええええ」とか「がんばれえええ」とか
ミスをしても
「次つぎー」とか「どんまいどんまい」とか
言葉としてはありふれたものですが
皆が笑顔で、一生懸命に自分の愛娘を
応援するかのような雰囲気には
何かぐっとくるものがありました

たった一人の選手ですが
三重県にとっては本当にかけがえのない選手ということを感じたからです
 
 
 
三重の方にも伺ってみたところ

国体をきっかけに身近な場所から
明るい未来を担う大切な選手が生まれるという
純粋な期待だけではなく

これまで、生活を犠牲にして色んな苦労をして
環境が少しでも良くなるように
支え続けて来た年配の方々の
切なる願いがあると感じ

かけがえのないたった一人は
それぞれのかけがえのない一人ひとりによって
生まれていることを痛感しました

僕自身、小矢部で当たり前に
ホッケーの環境がありましたが

まぎれもなく
これまでホッケーができる環境がなくて苦しんで
一生懸命突き進んで来た人達によって
築かれたものです

 
 
実際、国体開催県には莫大な強化費が充てられますが
それは国体がない中でも満足にホッケーが出来なかったり
もっともっとホッケーをよくしたいという思いから
結果的にその思いがお金になって
現在の環境になったということでした

三重県も昨年の福井国体で優勝した福井県同様に
半端ない思いで取り組んでいるなと痛感できる
そんなフラーテルカップでした

こちらも同じ東海エリアとしても
更に盛り上げていきたいと思います☀️

次回は3/17(日)に開催されます😊
興味ある方はぜひ庄内緑地公園までお越しください♪

ありがとうございました🏑☀️———🏑

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