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「燃え方」が違う、ガソリンエンジンとディーゼルエンジン。

こんにちは。TSです。

読者のみなさま、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの違いを説明できますか?

燃料が違う。
耐久性が違う。
音が違う。
用途に合わせて使い分ける。

色々な説明があり、答えは一つではないと思います。
しかし、「本質的」違いは何でしょうか?

いきなり結論ですが、「燃え方」が違います。
私はガソリンエンジンとディーゼルエンジン、違いは何かと説明を求められたら今後は「燃え方」の違いを説明したいと思っています。

どう違うのでしょうか?

ガソリンエンジンは
・火がつくのが早い(燃え始めるのが早い)
・燃焼するのに時間がかかる(火がつき燃え終わるまでに時間がかかる)

ディーゼルエンジンは
・火がつくのが遅い(燃え始めるのが遅い)
・燃焼するのが早い(火がつき燃え終わるまでに時間がかからない)

一連の現象は「爆発」と一般的には呼ばれているようです。
しかし、技術者の方は「燃焼」や「急速燃焼」と呼んでいるようです。
一瞬の現象であっても、確かに時間がかかっているという意味かと思います。

各エンジンの基本的な仕組みはここでは説明を省略させていただきますが、
火炎の発生に積極的なのが、ガソリンエンジン。
火炎の発生を待つのがディーゼルエンジン。

ガソリンエンジンは、火花が飛び(火種は1か所)、そこから球状に火炎が広がります。

一方のディーゼルエンジンは、火花を使用しません。
高温の空気に、軽油を霧状に吹き付け、火が付くのを待ち、燃焼させます。
この時にガソリンエンジンと決定的に違うのは、火種が無数に発生し、色々なところから火炎が起き燃え広がっているという点です。
これが、燃焼の速さがディーゼル>ガソリンの理由です。

ディーゼルがガソリンより音が大きいのは、この燃焼の速さが理由でもあります。
燃焼が早い分、大きな衝撃波が発生します。
この衝撃波がエンジン本体にぶつかる時に発生します。
アイドリング時のガラガラという音は、この衝撃波がエンジン本体にぶつかっている音です。
連続で発生するのでガラガラと聞こえるのであって、一つ一つの音はノック(ガン、ガン)という音です。

今回はガソリンエンジンとディーゼルの「燃え方」に焦点を当てて、ご説明しました。
事故以降、車について勉強してますが、私はこの2者の本質的な違いは「燃え方」だと思います。

みなさまいかがでしょうか?
日野自動車の不正問題は、改めてディーゼルエンジンの特徴について考え直す機会であると思います。

人身事故を起こすとどうなるか?

縁起でもない投げかけですし、あってはならないお話です。
しかし、ここのメインコンテンツは「人身事故を起こすとどうなるか?」です。
それは、全9章から成る私が人身事故を起こし、処分を受けるまでの記録です。
人身事故を起こすとどうなる?|TS@人身事故を起こすとどうなるか?|note
初めまして。TSと申します。|TS@人身事故を起こすとどうなるか?|note
~記録内容~
人身事故を起こすとどうなる?【第1章:事故発生編】
人身事故を起こすとどうなる?【第2章:現行犯逮捕編】
人身事故を起こすとどうなる?【第3章:取り調べ編その1】
人身事故を起こすとどうなる?【第4章:留置場編その1】
人身事故を起こすとどうなる?【第5章:留置場編その2】
人身事故を起こすとどうなる?【第6章:釈放とお詫び編】
人身事故を起こすとどうなる?【第7章:行政処分編】
人身事故を起こすとどうなる?【第8章:取り調べその2と書類送検編】
人身事故を起こすとどうなる?【終章:裁判編】


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