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「心の成長」に存在するトリック

「心の成長」に存在するトリック

「心の成長」を探索してきて、おもしろいと思ったのが、成長するために大事にしてきたものが、更なる成長を邪魔するという不思議な仕組みである。

①例えば「他者承認」
親や先生向に認めてもらうために、「相手の期待」に応えようとしていろいろ努力して成長する段階がある。
しかし、相手に合わせるここに慣れ過ぎてしまうと、他人の顔色をうかがうクセがついてしまい、「自分がやりたいこと」をやって良いと自分に許可をおろせなくなる。
「他者承認」を一旦手放し、「自分承認」を優先させることが次のステージに上がるカギとなる。

②「結果主義」なんかもも同じ。
幼い頃は結果を出すことで、周りににほめてもらえるので、結果を出すことを大事に思う。
幼い頃はやれることも、それほど複雑ではないので、1つ、2つステップを踏めば結果が出せる。
だから「結果主義」によってもっと頑張ろうと思えてOKなのだが、大人になるにつれ、やれることも複雑になり、結果が出る前に息切れて、へばってしまう。
「結果主義」を一旦手数し、「プロセス主義」を身につける事が大切となる。

③成長していく上で「ビジョンを明確にする」というのは大切なことである。
自分が進みたい方向をハッキリイメージすることで、その現実は加速する。
しかし、この信念が強くなってくると徐々にそれ以外のものを受け入れられなくなる。自分作った枠の中だけで、物事を考えるようになってしまう。
「自分のイメージ」だけに執着せず、「柔軟に枠外を受け容れる」姿勢を持つことができると、さらなる上のステージが見えてくるタイミングもある。

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