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風を味方につけろ

実況オタクくんです。

今回は「風」の話。

甲子園ではライトからレフト方向に吹く

「浜風」が有名。

浜風が吹くと

レフト方向の打球は伸び、

「レフトフライかな?」と思ったあたりが、

ポール際に吸い込まれたり、

「ライトスタンドに入ったか!?」と思ったあたりが

押し戻されてフライになったりする。

ただ視聴者はなかなか風を感じることができない。

そのため中継では、

バックスクリーンの上で風になびく

旗を映して風向きを伝える。

さて、実況アナウンサーとして

この「風」をしっかりと伝えてあげることが重要になってくる。

これは外野フライやホームラン性の打球に限らず、

高く上がった内野フライでも風の影響を受ける。

フライが上がった時

「風があるぞ!」というコメントが一言入るか、

加えて「こちらは追い風or逆風」という

情報も入るかどうかが

親切な実況かそうでない実況の

差になってくる。

主砲が打席に入った時に限って

追い風になったりするもの。

流れがころころと変わる

高校野球において、

風を味方につけるか敵に回すかは

おもしろいポイントの1つである。

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