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『カラマーゾフの兄弟』紹介その⑨

第一篇 第二 『厄介払い』

~ドミートリィのこれまでと、相続問題~

(本文抜粋)
――もちろん、こんな男が父として、養育者としてどんなふうであったかは、たやすく想像できよう。

 ここの書き出し、こんな感じです。

 いやまあ、そうですよねぇ…。

 このフョードルが、子供をちゃんと育ててる姿なんぞ、想像できるはずもなく…、

 もちろん、その子供というのは、ドミートリィです。(ドラマでは斎藤工ですよ~)

 …当然のことながら、フョードルは息子ドミートリィを、もう、完全な、育児放棄。

 いや、それどころか、途中から、完全に息子の存在すら忘れてしまったんだそう。

 そして前回解説したとおり、フョードル本人はヤリたい放題…。

 クソすぎます!www

 フョードルのヤバさは底知れずwww

 ですが、フョードルの屋敷には召し使いがいて、まだ幼いドミートリィを心配した召し使いが育ててくれたりしていました。

 また、途中からは、駆け落ち先で亡くなった、フョードルの妻の『いとこ』がやって来て、いとこの采配でモスクワに移り住むことに。

 だけどここで『二月革命』…って本文では書いてるんですけど、これ、『フランス革命』のことです。

 …ちょっとここで個人的な愚痴、いいすか?w

 この『いとこ』のエピソードがやたら長いんすよwww

 この『いとこ』、『ピョートル=ミウーソフ』っていうんですけど、そんなにコイツの紹介、いる?ってくらい、ここでかなりの文字数つかって紹介しているんです!

 途中から、

私「あれこれドミートリィの話だっけ?ミウーソフの話だっけ?」

 ってなりますw

 それはさておき、ドミートリィはそんな激動の時代、さらに住む場所が転々として、それこそ…、

――少年期、青年期はてんやわんやの中に流れ去った。

 大きくなったドミートリィは、時代の流れか、陸軍の学校へ。

 そして、コーカサスの地で、任官。

 だけど、『決闘』しちゃって、官位を剥奪www

 ちょっとお血気お盛んなお性格にお育ちおなすったようですwww

 そんで、ここからなんすよねぇ…。

 ここからは、正直のところ、ちょっと複雑に、というか、『わざと複雑に』書いている感じ、あります。

 すなわち、

 『母親の持っていた領地の権利』問題。

 前回の解説で少し触れましたが、

 亡くなったフョードルの妻(ドミートリィの母親)は貴族令嬢。

 つまり、土地持ってるんですよね。

 その権利が、血の繋がったドミートリィに引き継がれていたようなんです。

 ようは、ドミートリィは、土地を所有している。しかもその土地はそれなりに『収入のある』土地なんです。

 本来なら、そこの土地からドミートリィは安定した『収入』があった。

 …でも、そんなの、フョードルが黙ってるわけないですよね。

 なんか、やってたっぽいんすよねぇ…。

 ただ、原作では軽く触れつつ、名言は避けてる感じがします。

 自然、

ドミートリィ「なんかおかしい…!」

 いやそりゃそうなるよね!おかしいよね本来は自分の土地なんだからね!

 またこれも伏線ですね。

 後々、明らかになってくるんでしょう…。

 ちょっと、夏目漱石の『こころ』思い出しちゃう…、

 遺産の相続問題は、どの国でも、どの階層の人でもありますねぇ…。

 あと、『厄介払い』ってタイトル、ドミートリィのことだとしたら、ひどすぎるでフョードルはんw

(次回、第一篇 第三 第二の妻とその子 その⑩につづく…)(←漢数字並びすぎw)

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