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Twitterと、Threadsと、Blueskyと。

イーロン·マスクがTwitterを買収したのがはじまりだった。
いや、米国ではその前からトランプ元大統領に関わるような騒動はソシャールメディアで起こっていたので、イーロン·マスクは大きな転換点だったにすぎないのかもしれない。
イーロン·マスクは言論の自由を取り戻すと言うが本当にそうなのだろうか。そうならないことは広告主が減って、50%の減収になっていると発表してることに現れているはずだ。
テスラやスターリンクのように壮大なビジネスの一環でしかないように感じる。

ソーシャルメディアに、誹謗中傷やヘイト、あるいはレイシストという言葉で表されるような一般大衆の行動は切っても切り離せないように思う。人間の行動はなかなか変革されない。

元々はTwitterのプロジェクトだったとも聞くBluesky。
Blueskyは炎上を抑えることを念頭におかれているそうだが簡単ではないだろう。
ちょうど今朝、ユーザーが使うハンドルネームに中傷的なワードが使用されていたことを自ら告知した。まだ全面公開されてないサービスとは言え、禁止ワードに関するフィルタリングに抜け穴があることが露呈したわけだ。
Blueskyの面白い機能として、選別する投稿のタイムラインを第三者が作ることができる。一歩間違えば右や左に片寄った投稿ばかり意図的に他の多くにユーザに読ませる悪意を助長させるだろう。

Threadsでも既に問題が起こっていると聞く。
日本でも芸能人への誹謗中傷で自ら命を絶つ人が起こっているが、今のThreadsのフィードを表示するアルゴリズムでは、芸能人の投稿が優先して表示される。興味のない芸能人の投稿とその内容に不快感を感じて、ついつい批判的なコメントをしてしまうようなことが起こりやすいのは想像に難くない。

所詮人間の悪意のある言動をシステムで見えなくするというのは難しいんじゃないだろうか。
だってスパムメールさえ未だに消えないどころか増え続けている。
結局人間ひとりひとりの社会性に期待し、自ら気をつけるという行動の基本はこの後何十年も変わらないと思い。

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