見出し画像

強力粉恐慌!

【コロナベイキング人口の増加】

コロナウイルスの影響で、外出自粛が続いている中、自宅でパン作りなど時間をかけて行う料理をする人が増えているそうです。
特にパン作りやお菓子作りは、時間がかかるため、時間に余裕ができている今がチャンスです。

▼コロナベイキングについての記事(東洋経済新聞オンライン)
https://toyokeizai.net/articles/-/345635

【もはや強力粉恐慌!】

スーパーにいくと、粉物コーナーは見事に強力粉だけ売り切れ。
ちなみにはホットケーキミックスも同じくらい売れていました。
いつ行ってもない。
かろうじて見つけた強力粉はいつも購入している強力粉の3倍の値段。
これからも、品切れが続くのであろうか…
パン作りが趣味の私としては死活問題です。

【海外からの輸入食材に頼っている日本】

どのくらい日本が小麦粉輸入しているのかと疑問に思い、日本の食料自給率ちょっと調べてみました。
日本の食料自給率はカロリーベースで約40%。
つまり、日本の食料消費の60%は海外に頼っているということ。
コロナの影響で、海外からの食品が手に入りにくくなるかもしれません。

日本の、お米の消費量は1年間に約53.8kgです。
小麦粉の32.4kgは、小麦粉はお米と並んで日本人の主食なのです。

世界最大の小麦生産国は中国で約132,000千トンです。2位はインドで約102,190千トン、3位はロシア連邦で約72,500千トンです。小麦の消費量と同じ順位です。日本は約768千トンです。
(日清製粉グループのHPより)

日本人、パン好きだな。私も大好きなのですが。

【食に対する価値観と行動変容の期待】
今、在宅ワークが主流の人が増えています。
これまで、会社でしかできないと思っていたことが家でもできるようになって、コロナ終息後の働き方に変化が出てくるはずです。

”食べることは生きること”と考えている私は、食事を大切にしています。
できるだけ夫婦や家族で食べる、手が込んでなくても体に優しいものを作りたい、ゆっくり食べたい、常にそう考えながら食事を楽しんでいます。

『とにかく食べれたらなんでもいい』と言って、添加物たっぷりの食事を取る人、『自分の食事ならなんでもいい』と言って食事を適当にする人。『仕事が忙しいから』と言ってパソコンやネットを眺めながら食べる人。
そんな人も多いように感じます。
全て手作りにしてほしい訳ではありません。私も外食するし、お弁当だって買います。
ただ、食事に関してもっと興味を持ち、自分の体を構成するものについて考える人が増えてほしい。
食を通じて、心豊かになる人が増えたらいいな、そんな風に思っています。

根拠はありませんが、働き方と同様、食について変化があるのではないか。働き方がもっと多様になり、自由な時間が増え、片手間に農業をする人も増えるかもしれない。
手作りの大切さ、面白さを知って、料理に励む人が増えるかもしれない、
そうすると日本の食がちょっぴり豊かになっていくのかもしれない。

強力粉恐慌は、私にとっては多大なるストレスですが、食の明るい未来にはちょっぴり期待しています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?