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♯151 若者は何故投票に行かない?

この問題について若者と政治を繋ぐ
NPO法人ドットジェイピーが
学生を招いて行ったシンポジウムに行って来ました。

ではどうすれば若者は投票に行くのかというテーマ。

グループディスカッションを経て
各代表が話し合った中身を発表し
中々面白い意見が出ました。

まあ投票に行かない理由で最初に上げられるのは
学生に限らずいわゆる選挙に関心が無いという事。
どの党に入れれば良いのか?どの人に入れれば良いのか?
分からないので結局投票に行かない。

だったらどうするかと言う話で
つまりわざわざ投票所に行く事は無いので
何かのついでという事であれば行くかもしれない。
例えば大学の中に投票所を作るとか。

そうすれば授業のついでに投票する学生は格段に増えると思うし
期日前投票と言っても場所が不便なところが多いので
若者が良く行く場所に投票所を設けるのが合理的。

なるほどテレビの世界でも昔は
見たい番組の決められた時間にテレビの前に座り
待っていなければ観る事は出来ませんでしたが
その内VTRが出来て今では好きな時に番組が見られます。

その考えで行くと日本中の何処の投票所でも
投票できるようにすればいかがでしょう?
例えば大阪の人間が旅行先の
北海道の投票所でも投票が出来る仕組み。

で学生は学生証を所持しているので
身分の認証も学生証で行えば問題ないのではないか?
なるほどやっぱり投票に行かないと言われている若者に
直接話を聞いてみるのが一番ですね。

またこれも良く出る話で投票にインセンティブを与える。
例えば投票したら地域の商店街で使える割引券が貰えるとか。
他にも“選挙に行けば単位が貰えるようにすれば
投票に行く学生も相当増えると思います”という意見も出ました。

私もあるチームに入って学生の意見を聞いていると
そのチームの意見としては矢張り立候補者の詳しい情報を得るには
新聞が有効なので“新聞を取りたいが金額が高すぎて
学生割引にして貰えないか”とこれまたユニークな見解。

とにかく“投票に行くように個人のマインドを上げて行く”
と言うのは中々難しい作業なので
ここは制度でカバーして行くやり方の方が
正着だと思いますがいかがでしょう?

で私の持論は投票率が50%を切った選挙区は
議員を出せないようにする事。
つまり権利を放棄したという事で
そこは議員の空白区にするという考え方です。

それでも行かない人は行かないでしょうから
そうなると最後はオーストラリアの様に
投票を拒否すれば罰金を取る方法に収斂せざるを得ませんね。

いずれにしても有意義なパネルディスカッションであり
“問題点は当事者に聞け”と言う原則を再認識した次第です、、

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