見出し画像

鬱になりそうだと思ったらなっていた

年内、在宅勤務で様子見を続けて
多少は気楽になったものの
やっぱりまだ体調が思わしくなくて。

ずっと、胸のあたりを握られているような。
息がしづらいような。

若い時によく倒れていた時期があって
その時に結構な数の科で検査しまくって
結果、あまり脈拍が強くない・免疫が少ない
(=診断や病名がつくレベルじゃないけど
平均より身体が弱いという面倒な感じ)と判明。

年齢が上がったら、心筋梗塞とか不整脈の心配が
出てくるから、気をつけるようにと。

ふと思い出して、40オーバーだしな…と怖くなって
循環器科で検査した。
先生から、心筋梗塞も不整脈も兆候はないし、
酸素量も問題がないから精神的な影響では、と。

同じくらいから、とにかく食事に興味が薄くなっていて。
特に1人の時なんか、胃が空になって痛むのはイヤだから
適当に何か食べとこう、くらいなもん。
痛みさえなきゃ食べる気も起きないくらい面倒で。

割と好奇心が旺盛だったのに
映画も本も、外に出ることさえ気が向かなくなって。
睡眠薬で飲んだみたいにずっと眠くて眠くて。

自分が怖くなった。

夫につられて、食べたり買い物に出たりしているけど
1人だったら?
食べないし外に出ないし、ずっと眠ってるんじゃないの?

何か自分が壊れていくような不安に
年が明け早々に心療内科を受診して、状況を話して、
「このままだと鬱になりそうで怖い」と伝えた。

話を聞いた先生は、極めて冷静に
「もう、鬱なんですよ」と教えてくれた。

その時の私は、たぶん鳩が豆鉄砲を食ったような
そんな顔してたと思う。
自分では、自律神経失調症とかだと思っていたから。

先生は、できれば自宅療養のほうがいいと
話してくれたけど
私はこの時、自分に起きてることが
理解できていなかった。
診断書には、「勤務に配慮を要する」としてもらった。

私は、処方された薬を飲みながら
在宅を続けられると思っていた。

この時の自分の判断が誤っていたと 
今、実感している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?