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計画的無職の生活とお金を考える

働きたくはない。でも貧乏は嫌。

無職はお金が心配です

キャリアブレイクだと文字数が多いので、今後は計画的無職と呼びたいと思います。
さて、計画的に無職になるにあたって必要なものは夢やら計画やらやりたいことリストやら色々あるとは思いますが、一番の土台になるのは生活基盤。つまりはお金です。やりたいことをやるにも0円でできることは意外と少なく、日々の食事をしたり、家賃を払ったりするだけでもお金はかかります。

基本的に無職なので安定した収入はない。かといってバイトはやりたくない。ということで、計画的無職の期間を有職期間中の貯蓄でしのげるマネープランを作成、それに乗っ取った生活をすることが前提になると思います。
所詮無職なので贅沢はできませんが、明日のご飯に困る生活は避けられるようなプランとしたいと思います。日常の生活レベルは下げません。
ここに記述するのは私一個人の試算にすぎませんが、計画的無職を楽しむ方の参考になればと思っています。

計画的無職の生活を想像してみる

とはいっても、いきなり無職の生活費を試算するのは無理です。なぜならごく一般的に大学を出て就職し、7年間を社畜として生き続けてきた私には無職の生活費がどんなものか想像できないからです。
これまでは土日と平日で出費の波がある生活を送ってきました。無職になると毎日が日曜日ですが、出費も日曜日になってしまうとあっという間に社会に帰らなくてはなりません。

そこで私がまず行うのは、無職の一日の想像です。所詮人生は一日の積み重ねで、それが理想的に達成されれば理想的な人生になるに決まってるんですよ。
前置きが長くなりました。以下が、私がこの場で思いついた無職の生活パターンです。大きくは変わらないと思いますが、細かいところは変わるかなぁと。

計画的無職の生活

平日の無職

9時ごろ起床
9時―10時 朝の準備、散歩
10時-12時 朝の作業ーメールチェックやNoteの記述
12時―14時 お昼ごはん、散歩、昼寝
14時―17時 人と会ったり、プログラミングをしたり。図書館に行ってみたり。
17時―20時 お風呂に入ったり夕飯を食べたり
20時―23時 作業時間→勉強したり、プログラミングを続けたり。本を読んだり。ここでは新しい知識とか入れたいな。
23時ー 就寝。

休日の無職

9時ごろ起床
9時―10時 朝の準備、散歩
10時-12時 朝のゴロゴロ。漫画を読んでみたり映画を見てみたり。
12時―14時 お昼ごはん、お昼休憩。
14時ー20時 遊びにいったり、晩御飯を外食してみたり。
20時―23時 夜のゴロゴロ。
23時― 就寝


無職なのですがやりたいことは決めた上での無職なので、無職にしては意識の高い生活といえるかもしれません。上記における平日、休日の配分としては無職の休日なんて週に1度でいいだろうと今は思っていますが、週に2日はほしいな、とか思うかもしれません。無職に週休3日は不要だと思います。
年に一度か二度くらいは旅行にもいきたいなぁと。

無職に必要なお金

ともあれ、上記の生活を元にして、無職に必要な生活費を計算してみたいと思います。適当にネットから参考情報を引っ張ってきましたが、面倒なのでリンクとかは張りません。生活費、とかでググってください。
ちなみに私の現状はパートナーと2人暮らしです。しかしパートナーの資金には頼らず、すべて自分の資金で賄います。また、普段の足には小型自動二輪か中型二輪、公共交通機関を使用し、車が必要なときはカーシェアやレンタカーを活用するものとします。まぁ条件は厳しいほうが良いでしょう。。

家賃:8万:2LDKでも少し駅から離れると意外とあります。地方に行くとこれで一軒家を借りたりも。
水道・光熱費:2万:すべて込みでこれで行けるかなと。
通信費:1.5万:携帯、WiFiを合わせるとこんなもんかなと。もうちょっと安いかもです。
交通費:3万:ガソリン代、電車代など。出かける頻度にもよりますが、旅行がなければこんなもんかなぁと。
食費:4.5万:多分こんなもんで。料理が趣味なので、そこまで外食はしなくていいんじゃないかと。
衣類・雑貨:3万:そんな毎月コンスタントに服を買うものでもないですが、本とかは買っちゃいそうです。
交際費:3万:人と会う頻度は少ないでしょうが、安く上げたいなぁと。
Total: 25万円(2人分想定です。)

上記はいくらでも試算、実測値がネットに転がってるとは思うんですが、やはり自分で生活を想像しながら試算することにも意味があるかなぁと思います。
ともあれ、これを1年間続けるとして、25万円*12か月=300万円。
1000万の貯金で3年間続けられるように分配する、という意味で、隔年の余裕は333-300=33万円。
小旅行なら2人の泊りで3度くらいは行ける感じでしょうか。

試算の感想ですが完全に無収入で3年なら生きていけるかなぁと。実際の想定無職は最長で2年ですが、計画的無職には心のよりどころが必要なんです。そして、たいていの問題は金銭的余裕によって解決されます。2年間の計画的無職の後、働きたくないという駄々を半年くらいまでならこねてよさそうです。
300万というと年間手取り平均額よりちょっと低いくらいです。生活費で使うお金ということで、まぁ普通に暮らすという前提上では妥当なところではないかと思います。

ちなみに生活費は√(人数)倍として計算される、というのを以前上司から聞きました。2人なのでこの生活費は√2倍、1.4倍されているとして、一人暮らしだと18万程度で何とかなりそうです。

逆に言えば、無職でも月に25万程度の安定した収入が入れば継続してもよいかもしれません。そうする場合にはどこで区切りをつけるか、というのも考える必要がありますが。


終わりに

ここまで、いかがでしたでしょうか。計画的無職を考えている方の、考え方の参考にでもなれば幸いです。お金の話は考えると辛いですが、楽しい分野でもあります。次回には、どうやって計画的無職の資金を貯めているか、これから貯めていくか、というあたりを書ければと思います。ケースがレアケースなのでそのまま参考にはできないと思いますが、参考になればうれしいです。それでは、ありがとうございました。


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