ハートレスタイタンレガシーヘ ①


記事にしたハートレスタイタンのパイオニアでの可能性に続き、"レガシーでも活躍出来る可能性はあるのか"について記事にする。

実際、最近のレガシーの大会ではハートレスは入っていないもののモダンのアミュレットタイタンから護符とバウンスランドを抜いてレガシー屈指の加速を詰め込んだデッキがいくつか良い成績を残している。


採用候補

レガシーというとモダンのカードプールよりもさらに広いカードプールでデッキを構築できる。
そこで、レガシーでしか使えない採用候補を挙げてみる。

まずはクリーチャー。
クリーチャーは意外と候補が少ない。実際モダンのクリーチャーたちも十分戦えるスペックを持っている。

・アルゴスの庇護者、ティタニア: 5マナ5/3でETBで土地1枚をリアニ、土地が自分の墓地に落ちるたび5/3トークン作成。書いてあることが全部強い。1枚土地が墓地に落ちれば良いので複数枚が同時に落ちれば落ちただけトークンが出る。タフネスが低いのが唯一の弱点。


・老練の探検家: 1マナの土地加速。ニックフィットに入っているキーカード。このカードを使うには構築で一工夫必要だが、ハートレスで能動的に墓地に行く。(強いかはわからない)また、現環境が基本土地の少ない環境なので、ラムナプ幽霊街と合わせて土地を嵌めるのも良き。


・大いなるガルガドン: モダンでも使えるが、ベテラン、ティタニアと加わり、ギトラグも採用できることから能動的なサクリ台として。1つずつ生贄にしていくので、ティタニアとギトラグがすごいことになる。ただ、このカードのために赤をタス必要がある。


続いて置物。

・踏査: 1マナの土地追加置物。ハートレスが無くても1マナで追加土地が出来るなんてオカシイ。神々との融和から持ってこれるのも高評価。


・モックス・ダイアモンド: 0マナのマナファクト。土地を捨てるのが追加コスト。ギトラグやティタニアがいるとドローやトークンに変わるのは意味不明。


続いて土地。

・不毛の大地: 幽霊街の上位互換。ラムナプと追加土地生物で使い回せればほぼほぼ勝ち。幽霊街に習ってギトラグでドロー、ティタニアでトークン。


・バイユー: 草むした墓の上位互換。ライフペイ無くても確定アンタップインはそりゃ強い。


・古の墳墓: 1つの土地から2マナ出せるようになる。2ターン目にイリーシアを置ける確率が増した。レガシーだからこその特権。モダンとは比べ物にならないほどの加速の安定性。


・カラカス: モダンでは必要無かった伝説を戻す能力。ショーテルから出るエムラやデプスなど一体で試合を決められる伝説がいるレガシーでは必須。とくにこれらのカードが使われているデッキはハートレスタイタンよりも速いのでなおさら必要。


・暗黒の深部: デプス。勝ち筋が1つ増える。あまり量を増やすとマナが事故る可能性が増えるが、レガシーのトップメタ、デプスコンボはやはり強い。単体ではあまり強くないので演劇の舞台と一緒に採用する必要がある。輪作やタイタンがあるためサーチから持ってこれるのも強み。


・リシャーダの港: 土地を嵌める土地。こちらも嵌め性能としては強いが、無色マナしか出ないのであまり量を採用できない。不毛の大地もあるため、そこまでマナ嵌めをしなくても良いか。


・イス卿の迷路: マナの出ない妨害土地。イリーシアやアーボーグがいれば土地に変わるので入れなくもない。


続いてスペル。


・輪作: 1マナ土地サーチ。上陸回数を増やしたり、土地を生贄にしてティタニア、ギトラグを誘発させたり、墓地を肥やしてウーロの足しにしたり。
ここまで入れると本格的に枠が無くなる。


とまぁカードプールが広すぎてまだまだ採用しうるカードはありそうだが、このようにレガシーに行けばそれなりのカードで強化できることが分かった。
次回はいくつかデッキリスト案を掲載していきたい。

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