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児発放デイ 都道府県別の定員総数(2023.9.30時点)

児発や放デイの事業所は増え続けています。サービスの提供力である定員総数は、都道府県別でどのように分布しているのか見て行きます。

児童発達支援や放課後等デイサービスの運営情報を中心に配信していきます。
記事前半を読むだけで十分な情報となるように心がけていますが、記事後半の深掘りはコミュニティ限定とさせていただいています。ぜひコミュニティにご参加ください。


児発・放デイの定員総数

児発と放デイの都道府県別の定員総数をグラフにしてみました。

児童発達支援 都道府県の定員総数
放課後等デイサービス 都道府県の定員総数

児発も放デイもとても似た定員総数のグラフとなっています。大阪府が頭ひとつ出てトップとなり、愛知・北海道・神奈川が追いかけている状況になります。
驚く点は、東京都が意外と少ないことです。人口から考えれば大阪と同じくらいの定員総数でもおかしくないはずですが、約半分となっています。

定員総数は、人口が多い地域ほど多くなる傾向にあるため、都道府県の定員が多いのか少ないのかがわかりにくいため、利用者である未就学児や在学生の人口で割った、人口比率を見て行きます。

児童発達支援の人口比率

児童発達支援 定員総数未就学児人口比率

未就学児人口比率でみると印象が大きく変わり、鹿児島が4.17%と手厚く、北海道、德島が続く状況になります。
それに対して、滋賀や東京がかなり低くい状況です。
全国平均で、1.76%となります。

未就学児人口比でみる定員総数は、都道府県が持つサービス供給量と考えることができます。利用者である障害児は、地域によって割合が変わるとは考えにくいです。そのため、人口比率が高い地域ほど、多くの利用者を受け入れることができる地域と言えます。
そのなかで、鹿児島がトップとなり4.17%です。一番低いのが滋賀県で0.65%です。6.4倍も供給量が異なり、利用者が施設を選択できる幅が大きく変わることになります。

放課後等デイサービスの人口比率

放課後等デイサービス 定員総数在学者人口比率

放デイの、定員総数の在学者人口比率を見ると、児発と比べて全体的に差が少ない状況にあります。
トップは鹿児島県2.24%で、最下位は茨城県0.53%となります。
全国平均で、1.24%となります。

データ諸元

WAM NETの障害福祉サービス等情報公表システムデータのオープンデータから、2023年9月30日時点のデータを使用しています。

※ 定員1,000人を越えて入力しているデータはエラー値として除外しています。

同じデータの分析として、事業所定員の分布も書いていますのでぜひご覧ください。


前半記事おわりとお礼

ここまでを前半の記事とさせていただきます。お読みいただきありがとうございました。

後半はコミュニティ限定で、もう少し深掘りした記事を配信しています。

本記事は、児発放デイ運営チャンネルのWeb記事として公開を予定しています。

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