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【悪魔的コスパ】我が家にXbox Game Passとクラウドゲームがやってきた!

じはんきです。今日は日本では滅多に話題にならない、とあるゲーム機のお話です。ちょっと前までどのお店でも抽選すらしない、でもネットでも買えない、周辺機器ですら手に入れるのが一苦労。もっとも手に入れるのが難しいゲーム機の一つをなんとかして手に入れたのは、たったひとつ理由があります。

Xbox Game Pass Ultimateで100種類のゲームが遊び放題。そして日本でもサービスが始まったクラウドゲーミング。

今日はその紹介です。

ゲーパスってNANDA?!

「Xboxのサブスクとクラウドが世界で“覇権”になる!」という話は今に始まったことではありません。クラウドサービスのテストがアメリカで始まったのは2018年ごろ、ゲーパスのサービススタートがここ数年前だったりするので、まぁなんというか期待値を込めて言われてた話だったりします。

Xbox Game Pass Ultimateは、月額1100円で100タイトル(ほど)のゲームが遊び放題、という「ゲームのサブスク」サービスです。F1、FIFA、マッデン、座礁といったスポーツゲームから、Forza、HALO、ギアーズ、DOOM、Falloutといった大作、マイクラやバンカズといったみんなが知ってるもの、UNDERTALEなどのインディーズまでその種類は小坂誠のように守備範囲が広いです。

ゲーパスいちばんの魅力は「新作が発売日から遊べる」というところ。今月発売のForza新作も、その日になればすぐ遊ぶことができます。いっつも7泊8日で新作料金のないTSUTAYAみたいなもんです。その日の気分に応じて遊びたいゲームをとっかえひっかえ、なんてこともできるかもしれません。マリオのようなキラータイトルこそ、「そこそこ」なものの、工夫次第で大化けするサービスだと思います。

実質タダの強さ

ゲーパスの一番の魅力は「全部入り」にあると思います。買おうと思ってたあんなゲームもこんなゲームも、遊び放題だしやめ放題。気になってるものを試すのも、熱狂的にやり込むのも全てが自由。追加コンテンツは別個で買う必要がありますが、気軽に試遊できることが一番の強みです。サブスクサービス数あれど、ゲームとの相性は群を抜いてえげつないです。音楽ほどではありませんが、範囲内でなんでも自由に楽しめるのが、私にとってはものすごく魅力的に映ったのです。

これだけ自由で新作も遊べながら、月額1100円という破格の安さも圧倒的な魅力の一つ。普通に買うとマッデン一つでさえ5000円以上はしますから、「このゲーム面白そうだけどハードル高いな」という方でもすんなりとハードルを下げて遊ぶことができます。

「敷居を下げる」ことって簡単そうで難しいですよね。どれだけ詳しくなっても、どれだけ進化しても、大事なのは「スキ」になってもらうこと。そして「スキ」になる時間を短くすること。そんな目線で考えてみると、いかにむちゃくちゃやべーのかがわかってもらえると思います。そうだったら嬉しいな。

クラウドゲームの衝撃

Ultimateのメンバーは、インターネット回線とコントローラーさえあればいつでもどこでもゲームが楽しめる「クラウドゲーム」なるものを遊ぶことができます。今後伸びる形態として注目されているんですが、これがまたおもしろい。現在は遊べるゲームが最大1080pとかなのでテレビだと画質そんなに良くなかったり、アクションゲームの反応にタイムラグがちょっとあったりとまだまだ課題山積みなんですが、それを越えた日には今までにないような体験ができると思っています。

何よりもネット回線とデータ残量とコントローラーさえあれば、「どこでも」できるというのは非常に魅力的に映りました。どこでもですよ。電車の中だって建物の中だって、公園だってどこででもできる。大化けするサービスとして挙げられるのも納得です。将来はどんな世界になってるんでしょうかね。

Series Sを買ってみて

さて今日はここからが本題。タイトル画像の通りXbox Series Sを購入し、1年間ずーっと遊び続けていました。レビューというのも何ですが、よかったところもまだまだなところもいっぱいあります。某次世代機があまりにも買えなかったことで受け皿や煽りの対象として持ち出されることも多いですが、買ってみてわかったこともいっぱいあるので一概にベタ褒めはできないのです。

良かったところは2つ。「サイズ感」と「場所の選ばなさ」です。ダウンロード専売とはいえ本体持ち運びがそこそこしやすく、またWindowsPCでのリモート起動やクラウドゲーミングのおかげでハイテク技術を自由自在に体験できます。また、ゲームバーとの相性も抜群。ボタン一つで音量などをらくーにコントロールできちゃいます。

あとはリモート接続のおかげで、リバリーを作る時とかにめちゃめちゃPCとの親和性が役立ちます。何よりこのサイズと機能で2万円台は正直ぶち抜けて素晴らしいと思います。次世代機をなんとしてもすぐ体験したかったらこれがベストチョイスかも。それぐらいの良さです。

こういうサイズ感

ここ、まだまだだなぁと思ったのは大きく3つ。まず入れられるゲームの容量があまりにも少ないのがあります。ForzaとHALO入れたらはいおしまい。そのくらいのボリューム感です。クラウドゲーミングでなんとかなるだろ!という方もいらっしゃると思いますが、座礁などクラウドとダウンロードでセーブデータが別になってるゲームもあります。その辺の取り回しづらさを加味しないといけません。

続いてゲーパスのラインナップ。基本的には洋ゲー多めですなので、みんなが知っているようなキラータイトルがそんなにないのが難しいところ。レースゲーやスポーツゲーは豊富なんですが、特にアクションゲームで顕著だなぁと思いました。スパイダーマンとかラチェクラとかみたいなゲームが遊べるようになれたら嬉しいですが、これからが楽しみです。またスポーツゲーでも最新シーズンの作品はほぼ遊べないのがめちゃめちゃ痛いところ。マジでこれが辛い。

最後は設定の日本語訳に難があること。完全な電源の切り方やリモート接続がダメだった時にどうすりゃいいのかなど、公式の説明だけだと詰んだ時がいくつかありました。設定のとっつきやすさに関しては他のハードの方がフィーリング良く楽しめたりします。この辺は次回に期待。

「ゲーム」のこれから

この記事をあっためてる1年間に、ライバルが普通にヨドバシで買えるようになったり値上げしたりといろいろありました。そういった流れが気に入らない人へ、完全に移民先としての扱いを受けているんですが、忘れてはいけないのは「現在のXboxのサービスは期待値込みで褒められている」ということです。

正直に言いますが、ネットを騒がせてるあれやこれやは、ゲーパスとクラウドゲームのサービスが全体1位指名プロスペクトみたいな扱いを受けているだけであって、伸びしろ自体はあれどそれがきっちり伸び切るかは別問題であると私は思っています。しかしながら、日本市場への本気度はフィルさんのコミュ力が示している通り。それだけ楽しみにして、波に乗る理由はあると。

僕自身は360の時代を生で体験したわけではないんですが、これからを共に楽しみ、共に過ごしていく。そんな期待を込めて、おすすめしていきます。

でもリスペクトは持とうね。

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