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成功の勝算は勘違いと思い込みから生まれる?


私は現在、法人2社4事業を持つ経営者です。
元々は早く結婚して専業主婦になるのもいいかなと思っていたので、まさか自分が起業し、経営の道を歩むことになるとは思ってもいませんでした。

社会人5年目に終わり頃に、「あれ、そろそろ寿退社する予定だったんだけどな」と、全くそんな見込みのない現状と、これからは、卒業式も入学式もない、これまで自動的にステージが変わってきた感覚から、自分で次のステージを描き、自分でそのステージに相応しく変化するために行動しなければならないという現実に気付き、情けなくも途方にくれるところからがスタートでした。

そこで「自分探しの旅」に出るべく、思い切って仕事を退職して、ワーキングホリデーで海外に行ったり、飲食店を出店するためのビジネススクールで学んだりしようと思いましたが、実際は、そこまでの行動に移す勇気はありませんでした。
ただ、情報収集をしている自分を承認し、自分は将来のために取り組んでいるし、頑張っている気になっていたんだと思います。
そして、何も変わらない現実から目を背けていました。

そんなある日、大学の友人から紹介してもらった事業家集団環境で成果を作った経営者さんの一言で、人生の舵を大きく切ることになりました。

「どんな働き方にも、正しい、間違っているはないけれど、自分の理想を実現するために働き方は選択すべきである」

ということです。

そもそも、働き方に違いがあることを知りませんでしたし、もちろん選択するという感覚も持ち合わせていませんでした。
勉強して良い成績を取って、進学校へいき、大手への就職がゴール。
これ以外の頑張り方があることを知りませんでした。

しかも、雇われるのではなく経営者になる自分なんて想像もつきません。専業主婦になって誰かに依存して生きていく気満々だった人間です。
でも、実際大手へ入社して3年で、全然それがゴールじゃないこと、何かに依存するのではなく自立しなければならないことに直面していた私は、この経営者さんとの会話は、自分の人生を変えていくための糸口になるのではと、耳を傾けざるを得ませんでした。

自分で起業して経営者になり、時間もお金も手に入れられるようになる。その勝算は?

事業家集団環境で学ぶ前に勝算を考えている人のイメージ

「普通のサラリーマン、OLでも、努力をすれば、起業して経営者になり、時間もお金も手に入れられるようになる」

こう聞くと、「なんだか怪しい」、「そんなわけはない」と思いますか?

そんな風に「起業、経営の世界で、自分が勝てるはずがない」と思う人が、今はまだ多い世の中なので、「自分も勝てるかもしれない」と思える人に勝算があるのだと思います。

成功者は大きな勘違いと深い思い込みから生まれると教わったことがあります。
私は、これはただの標語ではなく、その裏付けには、「自分は努力すればなんだって実現できる」「自分はいつもラッキー」という経験をそれまでに積み上げていることにあると考えています。

今まで、自分に負荷を掛けて努力した経験、それによって達成した経験がない人、また自分は人に恵まれてない、いつもついてないと思っている人には、そんな勘違いや思い込みをする力はないかもしれません。

事業家集団環境ってどうなの?

事業家集団環境で学んで成果が出ることをイメージしているメンバーたちのイメージ

「事業家集団環境ってどうなの?」の問いに対して、勝算を感じる方のみが事実を体験するでしょう。
怪しいと思っている人には、その時点でご縁のない話となるので、どう怪しくないのかを体験する機会には恵まれないでしょうし、いくら怪しくない根拠を説明しても納得されないでしょう。
なぜなら、根拠は事業家集団環境にあるのではなく、前述のとおり、自分自身にあるからです。

当時の私は、先ほどのような勘違いと思い込みにより、一歩を踏み出すことができました。
過去、自分に負荷をかけ、それなりの達成経験もありましたし、自分がツキに恵まれているとも思えたからです。

勉強、部活、バイト、趣味、と、全国レベルで自慢できるものはひとつもないけど、全力を尽くした経験と小さな達成経験はあったし、日本のこの時代に生まれているというだけで恵まれています。

そんな特別優秀というわけでもなく、ダメダメというわけでもない、平凡な自分が取り組める事なら、ちょっと怪しく見えたって、それくらいが丁度良いでしょう。
超超超優秀な人でない限り、誰もが確信のある内容や分野で勝算があるわけがないとも思います。

実際、未経験から起業準備を始めて4年半後には独立し、それから収入を伸ばし続けています。
そして、当時は想像もしていなかった新規事業への参入や、歳を重ねるごとに新しいステージへの挑戦ができるようになりました。

事業家集団環境に対するいろんな意見があるようですが、結局は、自分で自分を信じられるかどうか、自分で選んだ道は自分で正解にするかどうかだと思います。
もし、事業家集団環境でチャレンジする機会に出会ったら、自分ならものにできると信じて一歩踏み出せますよう、心から応援しています。

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