火鉢の灰を交換する
季節は巡ってまた火鉢を使う時期が近づいてまいりました。
私は伯母に貰った箱火鉢(黒檀だったっけ)の灰を交換しようとして病気などもありちょっとのびのびになってましたが、今年交換いたしました。
灰を交換するというのはよほどの事がないとしないって人もおりますがよほどの事があったんだよ、と言う事でまあ、少し
その火鉢はしばらく使われていなかった
私が火鉢を使うのは趣味だし楽しいし、冬の火鉢は暖房としてもある意味で癒やしとしても秀逸な道具だからなんですね。
伯母も茶道をやっておりますから火鉢を持っておりますが、この火鉢は茶道仲間がホームに入る際に持っていけない事から私へと巡ってきました。
マンションに引っ越してからしばし放置されていた事もあり、灰には少々衣類の細かいホコリがあったりして使うと衣類(化学合成繊維ではない繊維)の焼ける臭いがする事もたまに。
なので、少し使ってみてと思ったのですがどうも表面のホコリは抜けきっておらん、と言う状況でした。
したがって表面をすてるべきだな、と思ったのですがここで更に問題が。
使われていない間に虫が入っていたりしたんですね。
冬眠の他、産卵でもしたのかこの昆虫のタンパク質の焼ける臭いもでる。
鉄瓶もセットで貰っているので、お湯を沸かす事はするつもりでしたしその際の水もミネラルウォーターを買おうと思ってるくらいでした。
が、灰を捨ててしばらくして腰痛や肩痛、背中の不調が続き最終的に脳内出血による入院があったんですよねえ。
その後はしばらくの間はリハビリなんかしてました。
で、今年私は灰を奮発して買いました!←いばる事ではない。
灰の種類
灰には種類があります。
茶道でしっかりと使う場合には、藁灰を使うようにすると言う人もいますし、灰に対しても自身にとって最上の物を得るためには自分で藁を貰って燃やす等もします。
藁にも稲藁、麦藁などがあり稲藁を好む人は米の産地と直接取り引きするなて話もあるようですね。
また木材の灰を使用する場合にも樫や杉、ヒノキなど色々と種類があってこれも好みで選びます。
ただ木材で良いというのであるなら雑木灰なんてのもあります。
雑木ですからいろんな木が混ざっている事になりますが、同じ雑木灰でも白くキレイな灰なのか多少灰色(そりゃ灰だからな)のものでもよいかは用途や趣味に寄る、でしょうね。
それこそ普通に伐採や間伐、町の植木の枝を切りました程度の(葉も混ざっている)灰で利用するならば見た目より実用重視と言う事で焼き鳥や炉端、囲炉裏で料理などの店舗での使用が多いのじゃないでしょうか?
因みに、私は長火鉢の方は自分で木を選んで燃やして作りました。
白い灰を作っていれたのですが、本当は友人の梅農家の伐採した枝で箱火鉢の方の灰を作りたかったのですが、流石に時間や環境が許さなくなっているので、購入する事にしたのです。
灰の購入場所
私が今回つかったのは高火力で灰を作る炭業者のところから。
谷地林業のオンラインストアで購入しました。
リンクまで貼っていると、宣伝かとかお金でももらったのかい?と言われそうですが昨今の情勢を考えると少しでも良い、贔屓にしたいところは利益を出して欲しいので、勝手に宣伝している状態です。
この谷地林業の木灰の「純」というのを使いました。
使いましたと言っても、まだ火を入れる時期ではなかったので火をいれて使うのはこれからですけれど、この灰を入れて炉に悪影響がでる事がなければ大正解と言うところでしょうね。
また、この灰はかなりキメが細かくさらさらしているのでしばらくは三徳に鉄瓶をかけたら沈むか傾くかしそうではあります。
がキメが細かいと言う事は、安定したらそれだけ固くなる部分があるので三徳が傾くとかは無縁になると思いますし、使う炭も上質なものを使う予定ですし豆炭は絶対に使わないと決めた火鉢の方なので徐々に徐々に風格をましていくと思います。
古民家が手に入れば……。
古民家でネット使って様々な仕事をしつつやっぱり冬は寒い!をやるのが理想なんですが、まあそれは難しく。
どっかに広い土地でも買って、古民家再現の家たてて電力も風力の他排泄物のガスで賄うとかやっていけたら楽しいんですけどね。
そうも行かないので、今後も火鉢を増やしつつ色々と家に手を入れてく事になると思います次第。
もちろん、良い土地や家があったらすぐにでも引っ越したいですが。
この数年の問題やコロナ禍で思うようにいかないのは皆同じ。
良い企業が滅びない様に微力ながら手助けできる様な趣味があるんでガンガン利用するよ!と思う状況です。
幸い、地元の酒屋(からのコンビニ転身)の店は冬にはその谷地林業の炭を扱っている様なので、そこで購入と言うのも地元の店を助ける事ができて良さそうです。
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