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焼き尽くされるから、その人を総理にしてはいけない。

2020年のコロナ対策、特に自粛期間というものに対しては様々な評価があると思います。
少なくとも政府(当時は安倍政権)の対応に対しては賛否両論があった訳ですし、SNS(特にTwitter)ではサヨクパヨクだと言われる界隈がまだ力の強かった時期で、散々に腐していた様に思いますが、現実ではマスクにせよ給付金にせよ、評価は高かったと思います。
もちろんテレビや新聞はそう言った市井の声よりも反安倍の声を過大に取り上げて世論とした事も記憶しております。
これを盾に財務省が給付金は効果なかった、メディアで言ってる!とやって2回目以降が無くなったなんて話もありましたね。

さて、そんな中で自己顕示欲としか思えない決定やパフォーマンスをしてた、と割と多くの市民が思ったのが東京都の小池知事ではないでしょうか?
東京都独自のロックダウンをする、コロナ対策での移動自粛をすると言いながら関東全部で移動自粛や、行政区、市や県を超えた移動の禁止(自粛や制限とは言ってましたがw)などを他県にも協力という発表ではありますが、東京都という事で従わせたと思われる様な事を行い政府の意向を無視して独自コロナ対策をやったというのがありますね。

もちろん、政府の対策が不十分だったら地方行政が動くのはまだわかりますが、横浜港に受け入れたダイヤモンドプリンセスへの対応でも市長の割と独善的とも言える判断や指示が有ったなどの批判が出る中で、この地方行政の連合での政府や社会の求める事を無視した独断は独裁とも批判は出ていました。
覚えていると思います。

実際、記者会見などで不利な質問が出たら「密です!」と言って質問を有耶無耶にしてるかの様な部分もテレビで流れ、子供達が密です、というネタでふざけてるのも多々目撃したじきでもありますしw

こんなのまで有ったw

そう言ったなかで店舗の営業自粛やイベントや集会の自粛などが強まって、土木建築関係に暴言とも言える発言をした舞台芸術家とやらから悲鳴が出て同じ暴言を返されるなんていう珍事もありました。

そしてこの東京都主体の独自対策や独自ロックダウンは、多くの事業に影響を与えているのですよね。
例えば20年度の助成金で行う多くの事業は実行不可能が続いたわけですが、東京都の感染者数が!という言葉一つで、ロックダウンや自粛が要請されます。
もし実行したら、何かあった時の責任は事業者なのでやるにやれませんね。

公金が投入されている助成金や給付金なら尚のことです。
なので児童とか障害者とか高齢者に関わるイベントを企画して、助成金や補助金、給付金を得た団体は計画や規模の縮小のみならず、計画の中止や廃止などを決断する団体や事業者は多かったのです。

最初は中止でも必要経費は出しますという話があったものの後に有識者の判断で実行できなかったわけじゃないなどの理由づけで返還要求や減算(コロナ対策で費用がかかっていても!)などが決定されたり、後々になって当時のやり方に問題ありで全額返還要求が有識者によって決まる、などが20年度末から21年度前半で多々発生したなどの話もあります。

この時は東京都主体のロックダウンや自粛要請に対するマスコミ含めた批判が多かった事から何某かのお話でもあったのでは無いか?なんて考える人も結構いました。
実際、それによって活動が止まったNPOもいる様です。

またイベントや集会の自粛が結局2022年まで続いた事で多くの福祉事業者が研修や講習などが出来ず再開も不明確(モノによっては無い)まま過ぎて、行政の現場や事業者、団体の機能が完全では無い状況でペナルティだけが来るという事態が発生してもいるのですね。

これらの問題は福祉の現場だけではなく公共工事、大規模工事などの現場でも起こっている様ですし、民間委託をしてる行政窓口でも委託団体への指導や研修が不完全(または無い)という事から、業務が全うされてないなどの話もあったりする様です。
この問題が全部とは言いませんが、東京都知事が主体となって行った独自対策や自粛要請などによって起こってると言うのはあるわけですが、マスコミは安倍叩きで必死、現実の声を拾う事なく今に至ると言った風情もあります。

ところがこれらの問題に対して真っ向正反対と言えるのが東京都のcolaboに対する対応で、事業計画と結果が激しく違っていようと、決算や報告がいい加減であろうとなんだろうと満額給付という事が出てきたら他とのあまりの違いに批判が出て当然なのですね。
そりゃあいろんな事業が多くの人によって調べられて問題が提起されるわけですが、なぜ東京都でcolaboだけが機能してないにも関わらず満額給付、翌年度は増額?!という怒りと他の事業がやはり公益として見られてるない様なのに同様の機能不全でなんでだよ!となるのはまあ、福祉に限らず公金も含まれる予算で動く人は、思って当然です。

実際、いくつかの助成金や給付金は2021年には財務省から税金を投入してるんだから計画と違ったら市民の納得が得られないの指導があったとか、外部有識者が計画と大幅に違い実行が完全で無いなら減額や返還を言われてるというのはあるので、なぜcolaboだけまた、後に出てくるつながりや関係性による違いは何??という事になるのですよね。
真面目にやって、都知事の一存で決められた事も守ったのになんでペナルティが!は当然の感情ですね。

ですがこれらに対して都知事が護ったのがcolaboやその関係だけ!みたいになったらネトウヨだの暇アノンだので誤魔化しきれないだけの問題があるのですから、そう言ったレッテル貼りへの批判も出ます。
出た時点で、都知事が他の団体や事業者に対しても都知事要請を護ったのだから出せ!と言えば評価は違ったでしょうが現実には財務省とか外部有識者の言う事が通り(政府決定じゃないから理屈はある)、その後苦しくなる中で一千万をぽっちとかいう件の団体代表がいたら怒りは収まらないでしょう。

都知事が一部の団体と懇意なのか利益共有なのかはわかりませんがcolaboの問題に対して開示拒否や問題解決の姿勢を見せず人事を弄るなどをしたことw、事実の如何を問わずに他の要請を守った団体が不利益を被ったなか、責任を果たさないと見える、実際にその場しのぎ的になってる状況で悪化する様々な問題を放置となると総理になってしまったら、ルーピーと言われた鳩山さん以上にルーピーと言われる事態を引き起こすのではないか?という不安は結構あちこちに出てる事、だと私は思うのです。

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