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みんな大好きイサキング

先日は南からの強風のため沖へは出れず、イサキを探して色々な箇所を攻めてみました。

イサキって面白いお魚ですよね。
比較的生命力が強いので子ども食堂ではたくさんの水槽で飼育しておりますが、巷で言われているほど警戒心は高くないです。
冷凍イカでも魚の切り身でもよく食べてくれますので餌付けも楽。
アラカブ(カサゴ)やヨコスジフエダイと並んでアクアリウム初心者にお勧めな飼いやすい海水魚。
もっとバンバン釣れてもいいように思える魚種なんだけど、良型ってたくさんは釣れていない。
そもそもが群れで行動しているお魚なのに…
子ども食堂ではメジナも飼育しております。
イサキとメジナって見た目のフォルムがそっくりなんですが、その食性や性格は全くの別物なんです。
何年か毎日観察してれば誰にでも分かることでしょうが、海水魚の飼育自体あまりやってる方いないしね(汗)

乗っ込みとは産卵前の荒喰いの事ではございませんYO
産卵のために浅場岩礁帯に駆け上がってくる状態を『乗っ込む』と呼びますからね。
産卵直前には真鯛も青物も生命エネルギーのほとんどを産卵にあてますから身から旨みや脂はなくなってしまいます。
美味しくなくなるって事。
しかしイサキは産卵期に脂がのって、塩焼きしてるとグリルが脂だらけで火災警報器が鳴るほど(汗)
この手の魚種はイサキ以外にはアコウぐらいかな…
イサキの眼球はメジナに比べて大きく前方を向いています。
それは眼で見て捕食している証拠。
イサキの口って柔らかくてすぐに口切れバラししてしまいますよね。
なんで?
なんでメジナみたいにしっかりした口のつくりしていないの?

以下先日のイサキポイント海図。
(最後に攻めたBIGイサキポイントの海図は撮影できておりませんでしたので口頭での説明になります)
イサキの口の秘密。
イサキの見つけ方や釣り方。

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