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エアブラシってなに!?ビギナー向けモバイルエアブラシ!!

今回はエアブラシについての基本的なお話と充電式の携帯式コンプレッサーエアブラシを紹介いたします。

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■ エアブラシとは

エアブラシは、塗装に用いられるスプレー式塗装器具の一種であり、圧縮した空気などの気体によって塗料や絵具を霧状に噴射する道具です。エアブラシの特徴は、自然なグラデーション効果や、下にある色を透かす効果を容易に得られることです。イラスト、模型や工芸作品の制作、ネイルアート、ボディアートなど、幅広い用途で広く普及しています。

エアブラシの使い方

エアブラシは、ハンドピースに塗料を入れ、エアコンプレッサーからエアを導入するホースを接続して使用します。塗料の流量や吹き付けパターンの大きさは、ノズル口径やエアブラシと対象物の距離によって調整されます。

■ エアブラシ(ハンドピース)の種類

トリガーアクション

トリガーを引くだけでエアーと塗料を調整できるタイプです。
※ ダブルアクション式に近いタイプです。
トリガーを軽く引くとエアが出て、トリガーをそのまま後ろに引くとエアーと塗料が同時に吹き出す仕組みです。
トリガーを引くだけで塗装できるので指が疲れにくく、スケールモデルなどの広い面積を塗装(下地処理のサーフェイサーなど)するのに適しています。操作が簡単なので初めての方にお勧めです。


シングルアクション

ボタンを押すだけで塗装を行えます。
塗料の量はハンドピースの後ろに付いているダイヤルで調整します。
大きな面積を塗装するのに向いています。
正し、エアーを出していないと塗料が出続けるので液だれがしやすいです。
液だれしないように注意する必要があります。


ダブルアクション

ボタンを押してエアーを出し、ボタンを引くことで塗料の出す量を調整します。グラデーション塗装や細かいパーツ塗装に向いています。
慣れが必要ですが使いこなせれば塗装の表現力が広がると思います。


エアレバ

エアテックス社製のエアブラシに採用されいるボタンです。
引くだけでエアーと塗料の噴出の調整を可能にしたレバーです。
※ ダブルアクションをボタン1つで出来るようにした感じです。
ワンアクションで塗装が出来るので初心者でも扱いやすいと思います。


■ ノズルの口径について

エアブラシのノズル口径は、塗料を噴射するノズルの直径を指します。
以下の3つの口径が一般的です。

0.2mm
細かい模様やディテールの作成に適しています。
プラモデルの他、ネイルアート、イラスト作成などで活用されます。

0.3mm
中間の口径で、幅広い用途に適しています。
細かい塗装からベタ塗りまで幅広く対応できます。
汎用性が高いので最初に購入するならこちらで良いと思います。

0.5mm
口径が大きいため、一度に多くの塗料を出すことができます。
カーモデルや飛行機など、面積の広い塗装に適しています。

【参考】
タミヤさんの公式の動画でボタンの種類や口径の違いについて解説している動画あったのでリンクを貼っておきます。


■ エアブラシのクラウン(ニードルキャップ)について

エアブラシのクラウンは、エアブラシの先端部分に装着されるキャップです。このクラウンは、ニードル(エアブラシの中心にある細長い針)の破損を防ぐ役割を果たします。
クラウンはフラットタイプとクラウンタイプの2つの形状があります。
クラウンタイプは、王冠のような形状をしており、塗料の流れをスムーズにする効果があります。


■ ビギナー向け モバイルエアブラシの紹介

最後にビギナー向けのモバイルエアブラシを紹介します。
記事を書いている時点で価格が安いものを選びました。
各メーカーから色々出ているので参考になれば幸いです。

入門用として扱いやすいトリガー式の商品を選びました。
ガンダムマーカーエアブラシにも対応しています。
バッテリーの残量も確認がし易いです。
汎用性が高い、0.3mm口径です。
エア缶を使っているけど、コンプレッサー買うほどでもないと思っている方や初めてエアブラシを買う方には良いと思います。
エアブラシの洗浄はちょっと面倒という方は、ガンダムエアブラシシステムとガンダムマーカーを使うといいかもしれません。
カラーの種類は限られますがエアブラシ塗装が簡単に行えます。


今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございます。

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