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オイル発掘日誌Day12 岩井わわ編

採掘

みなさま、もうすぐバレンタインですね。
今公演役者をしている岩井わわといいます。
日夜稽古場であくせくオイル採掘に励んでいるわけですが、2月14日という日くらいは吹き上がる液体が原油でなく質の良いチョコレートだったらなと思います。いかがお過ごしでしょうか。

発掘日誌ということで、部員は皆自部署へのこだわりなどを綴っているようです。
そして何と、本日は前半戦最終回!一旦の区切りですね!
ここ最近の公演で役者をすることが多かった私はおそらく役者としてのこだわりを語ればいい感じになりそうですが、すでにこだわりはほかの役者により語り尽くされてしまいました🥺最終回ということですし、今日ばかりは今さら閑話休題な感じで愉快な稽古場の様子をお届けしたいと思います!



ジゲキの稽古場といえばおにぎり、といっても差し支えないくらい皆よく稽古場で米を握っては食べ、握っては食べしております。そんなことはないんですが、でもおにぎりのおいしそうな匂いがよく漂っているのは事実。
犯人はだいたい已己巳己さんです。

ジゲキの今の役者にとっての唯一神的存在の已己巳己さんですが、いつもおにぎりをたくさん持ってきます。そしていつも稽古場の隅の隅でもそもそたべています。なんでそんなに端っこにいってしまうのか不思議ですが、何となくかっこいいかつかわいらしいので、皆の空腹をいくら加速させようとも見逃されています。ずるい。

そういえば、こんな場面もありました。これは稽古場の新顔、馬の骨ですね。

髪が長くて毛量も多いので顔が見えない!稽古に障る!と糾弾された結果、衣装部署の先輩に前髪を結われていました。普通なら、身だしなみがなってないぞと異性の先輩に髪を整えられることは恥ずかしいような気がするのですが、なんとなく嬉しそうな顔をしてしまうのが馬の骨です。早く髪切りなよと周りに急かされた彼は数日後、信じられないくらい短髪になって戻ってきました。みんなちょっと引いていたと思います。おもしろい男ですね。

そしてそして、これはもう少し前になりますが、稽古場に車椅子が到着した日の記録です。

新歓公演で使う車椅子到着の様子

劇の一幕で役者が車椅子にのる段取りがあり、美術部署の方にご用意いただきました。車椅子、当時稽古場ではあまりの人気を博し、それはもうあらゆる部員が乗りこなしていました。役者はもちろん、舞台監督、音響、照明、美術と、部員の愛を一身にうけて、本番当日も車椅子は舞台上で光を放っておりました。いいことですね。

なんとも楽しそうです。

稽古場は明るいものでないと良い作品は生まれませんからね。今公演もこの調子で、お客さまに公演をお届けする日まで楽しい稽古場作りに励みたい所存です。
精進しますので、ぜひご観劇を!
一同みなさまをお待ちしております。

そういえば、前半最終回ということは、次はなにやら新たな企画が始まるということなんですかね?
ジゲキの卒業公演といえば、卒業生を歴史に刻みつけるために下回生制作のみんなが奮闘するのが常。いったいどんな歴史が刻まれるのか、そもそも刻めるのか、意外と刻まれないのか、大変気になるところです。今後もジゲキのSNSを要チェックですよ!!


神戸大学演劇部自由劇場vol.226 卒業公演
『オイル』
作:野田秀樹
演出 : 葵衣咲里彩

▼日時
2024年
3月2日(土)13:00〜/17:00〜
3月3日(日)13:00〜

▼場所
シアター300

▼料金
無料カンパ制

▼ご予約はこちらから

https://ticket.corich.jp/apply/298712/

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