見出し画像

4/13 ニュースな日本語 Emoji:絵文字

「絵文字」は、もうスペイン語になっていて、スペイン王立アカデミーの辞書にも掲載されている。

2019年には、毎年恒例の「今年の単語(palabra del año)」にも選ばれた。

で、今日のお話は、昨日の記事でも、ちょっと触れたが、5月6日に執り行われるチャールズ3世の戴冠式(coronación)にまつわるもの。

1000年にも及ぶ伝統(tradiciones que se remontan a hace 1000 años)に満ちた戴冠式だが、少しずつ、新しい風も入ってきている(se han modernizado)ようだ。

通例より、時間も短く(breve)、略式(menos complicado)になるみたい。

そんな今風の潮流のひとつか。 

イギリス王室(casa real británica)が戴冠式専用(exclusivo)の絵文字(emoji;emoticono)を作成し、発表した。

これは、チャールズ3世が冠することになる、聖エドワード王冠(La Corona de San Eduardo)を模したもの。

再現率は、さすがに、高め(ながらも、絵文字らしさも出ている)。

聖エドワード王冠を戴くのは、建国以来、チャールズ3世で7人目。

なお、イギリス王室が公式に発表した絵文字は他にもある。

こちらは、エリザベス女王の在位70周年を祝う「プラチナ・ジュビリー(Jubileo de Platino)」の際に作られた絵文字で、女王が愛してやまないコーギー犬(corgi)が冠を付けているデザイン。

ちなみに、公式ロゴ(logotipo oficial)は以外のデザインに決まった。

これは、アップル社の伝説のデザイナーと称されているジョニー・アイブ(Jonny Ive)が手掛けた。

中央にはイングランドの花(emblema)であるバラ(rosa)、スコットランドのアザミ(cardo)、ウェールズのラッパスイセン(narciso)、北アイルランドのシャムロック(≒クローバー(trébol))があしらわれている。

スペイン語では「コロナ(corona)」といえば、文字通り、「王冠」。

もう一方の「コロナ」は「Covid(-19)」なので、ご注意を。

写真はチャールズ3世。

出典
https://www.rtve.es/noticias/20230411/casa-real-britanica-crea-emoji-coronacion-rey-carlos/2438056.shtml