自堕落な女

自堕落な女

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車の中で

ホノルル、晴れ。朝7時33分。 今朝の砂浜はとても気持ちが良かったので、一旦海に引き返し、膝下まで足を入れました。 しかし一度車の中に戻ると、その狭い空間に心底ホッとしました。壮大な海にいたからでしょうか。 自動ロックを押した瞬間は、何も怖いものがなくなります。 大雨の時に、くるまの中から車体に叩きつける雨音を聴くのも、とても好きなのです。それは家の中でも一緒です。壁や天井に守られて、ざんざん降りの外を見ながら感じる絶対的な安心感。 帰りみちは、韓国の音楽を扱うラジオ

    • 朝は海にゆく

      ホノルル、晴れ。午前11時11分。 目が覚めるとラナイ(ベランダ)に向けて置いてある1人掛けの椅子に座り、オットマンに足を置いて外を眺めます。 暫く空や建物たちを見た後は、ありがたい事に近くに海があるので、車で向かいます。 車が多くなるのがいやなので大体6時ごろに家を出るのですが、海は既にパラパラと泳いでいる人たちで静かに賑わっているのです。 今日は、このビーチの中でも比較的奥側の駐車場に車を停め、直ぐにサンダルを脱いで砂浜を歩きました。砂に足を入れた瞬間が、最高に気持ち

      • 自堕落のススメ

        ホノルル、晴れ。夜10時27分。 自堕落な女として、堕落した生き方をお勧めするのは、それ以前の生き方には問題があったからという事です。元々けっしてきちんとした方ではありませんでしたが、’気’というものを常に使っていたからです。 しかし周りに気を使い続けるのが当たり前に生きてきましたところ、首が強張り目の奥が痛み、気付いた時には身体を壊していたのです。 そこでまず気付いたのは、心のストレスよりも物理的なストレスを解放する方が、容易ですぐに実行可能だという事。手はじめに、家事