学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン(案)

 文化庁とスポーツ庁が、「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン(案)」を公表しました。

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=185001271&Mode=0

 「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン(案)」は、義務教育である中学校(義務教育学校後期課程、中等教育学校前期課程、特別支援学校中学部を含む。)の生徒の学校部活動及び地域クラブ活動を主な対象としています。

 「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン(案)」では、以下が重要な点になるかと思います。

○学校部活動は生徒の意思に反して強制的に加入させることがないようにする
○学期中は、週当たり2日以上の休養日を設ける
○平日は少なくとも1日、土曜日及び日曜日は少なくとも1日以上を休養日とする
○土曜日及び日曜日に大会参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える
○1日の活動時間は、長くとも平日では2時間程度、学校の休業日(学期中の週末を含む)は3時間程度とする
○学校の設置者は、部活動指導員を確保し、教師ではなく部活動指導員が顧問となり指導や大会等の引率を担える体制を構築する
○学校の設置者は、体罰やハラスメント(生徒の人格を傷つける言動)は、いかなる場合も許されない

 「都道府県は、部活動指導員や外部指導者を確保しやすくするため、域内におけるスポーツ・文化芸術団体等の協力を得ながら、指導者の発掘・把握に努め、市区町村等からの求めに応じて指導者を紹介する人材バンクを整備するなどの支援を行う。また、スポーツ・文化芸術団体等は、生徒の多様なニーズに応えられる指導者の養成や資質向上の取組を進める。」とされており、今後、アスリートやを引退した方や元プロの方等が、部活動指導員として、活躍する機会が事が増えていくかもしれません。

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