ポルトガルがデジタルノマドビザ200件発行

 ポルトガルが、2022年10月30日以降、テレワークを行うためのデジタルノマドビザ(査証)を200件発行した事を明らかにしました。

 デジタルノマドビザ(査証)は、EU域外の人とシェンゲン圏域外の人に対して、ポルトガルでテレワークを行うための物となっており、雇用またはサービス契約が必要で、過去3か月の月収が3,040ユーロ(約43万円)が必要となっています。(配偶者や家族がいる方は、必要月収/年収が異なります。)
 デジタルノマドビザ(査証)の有効期間は1年となっており、1年毎の更新で最大5年まで延長可能となっています。滞在中の最初の4年間は、通常の所得税25%と異なり、所得税15%となります。

 その他、デジタルノマドビザを発行しているEU諸国は、以下になります。
・クロアチア
・チェコ
・エストニア
・フィンランド
・ギリシャ
・ハンガリー
・イタリア
・マルタ
・ルーマニア
・スペイン
・ノルウェー

 EU諸国以外もデジタルノマドビザ(査証)を発行しており、EU諸国を含む全世界で52の国が発行しています。尚、日本は、デジタルノマドビザ(査証)を発行していません。

 日本もデジタルノマドビザ(査証)を発行すれば良いかと思いますが、検討するだけで終わりになるかもしれません。

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