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公共FMアングラマガジン

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公共施設のファシリティマネジメント(公共FM)に関する記事を週1本(毎週日曜日)にアップしていきます。
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2024年6月の記事一覧

#14 いまさら聞けない。CO2排出量とエネルギーの関係

こんにちは。FMアライアンスの須藤です。 個人的には2回目の投稿となります。 今回も脱炭素をテーマに記事を書いていきたいと思います。 さて、よく脱炭素とか省エネとかいろんな環境用語を聞いたり、使っているけど、その意味がいまいち理解出来ていないという人も中にはいるのではないでしょうか? 私自身、自治体の環境部署に所属しておりますが、上の立場の人でもあまり理解していない人も結構いるため、よく説明に苦労しております。 今回はCO2排出量とエネルギーの関係についていまいち理解できて

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#13 建て替えラッシュに耐えうる自治体は本当に存在するのか。

FMアライアンスの桜井です。 仙台市ではまさにテーマにある通り、公共施設の建て替えラッシュに突入しています。皆さんの自治体でも今まさに同じ状況という場合もあれば、今後訪れる未来だという場合もあるかもしれませんので、参考までに一事例として状況を捉えてみたいと思います。

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月イチオンライン夜会「公共FMアングラBar」で話すこれからのテーマ

noteのメンバーシップとともに展開する「公共FMアングラBar」のもう一つのコンテンツ、月イチで開催しているオンライン夜会のテーマを先出しておこうかと思います。 2024年6月以降のテーマですが、現状で予定しているラインナップは以下のとおり。 どれも刺激的なタイトルが並びますが、マスキングなしのぶっちゃけトークを本音で語ろうかと考えています。 ちなみに、オンライン夜会は、毎月第3日曜日の夜21時スタートで、約1時間の尺で開催(Zoom)しています。(2024.5月で2回

#12 公共施設の整備・運営はPFIが一番良い?ビッグプロジェクトに潜むPFIの闇事情

みなさんこんにちは、津山市の川口です。 今回のテーマは、公共施設の整備や運営でよく耳にするPFI(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)について。 公民連携・官民連携・PPPという用語が使われる際、PPP/PFIといったように、かなりの頻度で抱き合わせ的に使われる「PFI」という単語ですが、この手法の意義や効果などについて今回は掘り下げていこうと思います。 ちなみに今回の記事はNPO法人 自治経営のアカウントで展開している「公共FMアングラBar」という有料のメン

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#11 現場確認にこだわる僕は、果たして老害なのだろうか。

この4月に部署を異動するまでの9年間、集中的に公共施設の保全の仕事に携わってきました。 今日はその間に感じた保全業務の「効率化」との向き合い方、自分と他の職員との意識のずれについて書いてみたいと思います。 1 公共施設の保全のフローまずは、現在、僕が所属している自治体で行なっている、公共施設の保全のフローを紹介します。 1 公共施設の問題点を把握 ①営繕部門の技師が、自ら公共施設の点検をして、劣化状況を把握 ②営繕部門の技師が、施設所管課にヒアリングをして、施設の問題点を

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