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愛犬の13歳の誕生日でおもうこと

2代目 J君がやって来た

先住犬のコロが亡くなる1年半前に、子犬がいたら、コロも元気で居られるかと思い(婆ちやんの勝手な思い込み)犬を探し始めた。ペットショップの犬の、何頭かとご対面をした。コロの(気位が高く警戒心が強いので、コロ様と言う)お目にかかる犬に出会えなかった。最後にJ君に逢わせると、仕方ないわね〜と言うように、受け入れてくれた。それで、J君は我が家の家族になった。

先住犬との関係

コロ様は、老後はゆったりと過ごしたかっただろうけど、子犬のJ君は、やんちゃ坊主で、ちょっかいをかけては、叱られていた。元来、気にしない性格らしく、へこたれなかった。散歩はいつも一緒で、コロ様は、J君を自分の前を絶対に歩かせず、後ろを時々見ながら、ちゃんと付いて来ている?とチラチラっと見ていた。コロ様の優しさだったのだろう。ほどなくして、コロ様は、14歳で虹の橋を渡って行った。それから、J君は、成犬になった。

青の時代

J君は、明るく元気なのだが、わがまま犬になった。(単に婆ちゃんの躾が、甘かったのかも知れない)それでも、家族の皆を虜にした。しばらくして、娘達は嫁ぎ、夫とJ君と婆ちゃんの暮らしになった。J君は、いつも夫と婆ちゃんの真ん中にいて、私達を愉しませてくれた。この間に10年の月日がたった。

病気が見つかる

昨年の秋、J君があくびのような、カツカツと喉が咳き込むので、獣医さんに見て頂くと、心臓が悪く不整脈だと診断された。亡くなるまで、薬が必須になった。夫も不整脈の薬を飲んでおり、【犬は 飼い主に似る】とよく言う。その時婆ちゃんは、夫の命の半分を引き受けてくれたと、勝手に思った。今年になり、婆ちゃんは、健康診断で腫瘍が見つかり、細胞検査中に、今度は、J君の背中に腫瘍が見つかった。13歳である事と心臓が悪いとの事で、治療はしない事になった。J君は、今度は婆ちゃんの命の半分を引き受けてくれたと思った。自然と涙が出て来た。

犬は、言葉が喋れなくても、家族の全ての事を知っている。そして、自然の成すまま、淡々と生きている。

Happy    Barthday    Jeykun

今日は、3月1日 J君の 13歳の誕生日です。今日まで、皆が生きて来れた事に感謝です〜ありがとう!








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