緊張性頭痛

先週の金曜日から　頭の右側が異常に痛い。
肩と首の間も痛いし、どうしたものか。
膝半月板損傷の時に貰ったロキソニンが有ったので、飲む。
その晩は眠れた。が、薬が切れたら　そっこー痛みで起きた😫。
週明け　息子が鼻水垂らしてる。実父母は勝手に動き回って困る。
今朝になって死ぬほど痛いかも知れない、と思い至って
掛かり付け医に電話。
「もしもの事も有るから（過去に脳腫瘍が見つかった）脳外科いって来て。」
自分で運転して行ってきた。
MRI検査して貰って　先生からのお話し。
「うん、緊張性頭痛って　やつですね。
　脳みそは大丈夫、腫瘍も再発してないし。
　年相応に色々あるだろうけど、普通。超普通。だから　ご心配なく。」
と　おっしゃる。
「そうですか」と一安心したところで、
「４年前、手術して　その後も相変わらず　大変そうだねぇ。」という。
あぁ、そうだった。先生は　脳みそだけで　結構いろいろ分かる人だった。
「そうですね、直近では　５月に精神疾患の叔母が亡くなって、遺品整理したり
　色々な手続きしてて。あちこちに　お礼に行ったり謝ったりしてました。」
「実父母も　実父はアルツハイマーの初期で、実母は耳が遠くて目も悪くて。
　だから買い物に連れていけだの、病院に連れて行けだの、ややこしいです。
　駐車場から勝手に居なくなりそうになったり、結構　辛いです。」と言うと
「あのね、子供だからってね、自分一人で背負うこと無いよ。親が何て言おうと
　あなたは　あなたの大事な人と築いた人生を守って育てて行く事が大事なの。
　親は幾つになっても自分で自分の生活を守るために考えて行けば良いの。
　脳腫瘍ができた事もそうだけど、あなたは十分　頑張ってきてる。これ以上
　頑張り過ぎると　今度は命取りになる。だから　どうか自分に正直になって
　自分が嫌だと思うことは　やらなくて良い。逃げて良い。そうやって自分を
　ちゃんと守るんだよ。良いね？」

処方薬を貰うとき　薬局の方に「眠れない？」と聞かれた。
緊張性頭痛なんですって、と言ったら「この薬は心にも効く薬よ。」と。
先生、ありがとう。
今夜は　きっと　眠れます。