思考停止にならないで　投票に行こう

安倍元総理が亡くなられました。心から　ご冥福をお祈りします。

安全な国　日本
美しい国　日本。
今の日本が　本当に、そうでしょうか？

拡大自殺と呼ばれるような事件が起こり、
無差別に　面識も無い人を殺傷する事件が起こり、
政治家は　憲法を改正するか、しないか、９条を変えるか　変えないか、
そんなことばかり言って
経済を回す為なら　国民の命は　二の次で
大企業や大企業が所属する団体と結託し　私物化された政治。
散々、痛めつけられているのは　名もなき国民。

犯人の行ったことは　蛮行と呼ばれるものでしょう。
でも　事件の背景を丁寧に追って欲しい。
どうして　その人は　そこまで追い詰められてしまったのか。
母親が　ある宗教団体に入れ込み過ぎて破産してしまった、と言う報道が
ありました。その団体とは、どこなのか？
安倍元首相が　その団体から政治献金など受けていなかったのか？とか
そもそも　政教分離できていない政党が存在している現実を
どう言い逃れしているのか、それを国民は忸怩たる思いで眺めている現実を
そろそろ　国会議員も自覚した方がよろしいかと思います。

抽象的な言葉で、美しい国とか言われて　
道徳の授業が義務化されたりして　なんだか戦前と変わらなくなってきた事に
危機感を抱く事も多くなりました。

もちろん、暴力に訴えるのは　良くない事は理解できます。
だからこそ、議論できる場所が必要なのです。
国民も　逃げてはいけない。政治を語らなくてはならないのです。
政治家は　もっと　逃げてはいけない。
国会を開き、国会で　忌憚なく議論をし、
国民は　それを酒の肴に　ビールを飲みながら　議論しましょう。

そして　その為には　投票に行きましょう。
自らの　たった一つの　行使できる権限です。
投げ捨てずに　実力行使しましょう。
それこそが、民主主義の根幹です。

声高に　民主主義に対する冒涜だとか挑戦だとか、蛮行だとか
犯人を批難する言葉は　いくらでも出てくるのでしょう。
否定はしません。

でも　自分の頭で考えて　周囲に惑わされる事なく
思考停止にならないように、沢山の意見を読んだり話したりしましょう。
闘うのなら　言論で闘いましょう。
暴力に訴えずに済むように。