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NHK子供向け工作番組『つくってあそぼ』のわくわくさんこと久保田雅人さんの人生からの学び

Climbersクライマーズ

ブレイクスルーを実現した
35人による人生の特別講義

https://climbers-evt.com/climbers2022spring

アーカイブ視聴は終了したのですが、
人生の学びを箇条書きでアウトプット。

くじけたことから拓けた自分の道

大学で学校の先生になるために勉強をしていたけれど、どうもその道は自分には合わないと路頭に迷っていた時にふらりと立ち読みした本の劇団員募集を見て、応募→合格→主役に抜擢。

その後は鳴かず飛ばず、アルバイトで生計を立てながら細々と声優や俳優業で食いつないでいた。

所属していた劇団の声優田中真弓さんの紹介で、NHKの工作番組のパーソナリティのポジションを獲得。

『子どものわくわくを大人が実現させてあげる』をコンセプトに、造形作家のヒダ オサムさんの素晴らしいアイディアをゴロリ役の操演古市次晴さんと声の中村秀利さんと共に、子供たちに工作の楽しさ、自分で生み出す楽しさをいかに伝えるかを試行錯誤しながら番組づくりに奮闘した。

押し潰されそうになる
プレッシャーという壁

・『おもしろかった』で終わるのでなく、『やってみよう!』って思ってもらえるにはどうするかというプレッシャー。

・作家の素晴らしい才能で人々を感動させるには、演者も素晴らしくなくてはいけないというプレッシャー。

・様々な人からかけられる期待というプレッシャー。

それを乗り越えるためにはどうするか。

自分は何を求めているのか?

乗り越えたいのか?
くじけたいのか。

教師という道をくじけた後に得た主役というポジション。

長くは続かなかった主役の座からのどん底の道。

バカにされ、悔しい思いをした。
それでも、この道でなんとか生き延びたい。アルバイトしなくても、なんとか食っていきたい。

その悔しさをバネに努力した。

広げた選択肢をひとつに絞ることで、その道のプロになる覚悟を決める

どん底劇団員から、工作番組のパーソナリティの座を獲得後、パーソナリティを務めながら、単発で声優やちょい役など様々な仕事を掛け持ちしていた。

もし、わくわくさんがダメになっても、他の道でなんとか食べていけるようにという保険をかけていた。

だけど、そんな中途半端な気持ちで取り組んでいても、人々に感動を伝えることができない。
本気で取り組まなければ、伝わらない。

そう感じて、保険をかけていた仕事を一切辞めて、『わくわくさん』1本に絞り、『わくわくさん』として生きる道を選んだ。

その時、長女が生まれてすぐの頃だった。
それを理解し、背中を押してくれた奥さんに感謝している。

熱い情熱を持ってわくわくさんに食らいつき、30年間続けられているその原動力とは?

楽しいから。

これから自分の道を歩み進めていこうとする人、今くじけて前に進む勇気を見失っている人へのメッセージ

教師の道をくじけ、生き詰まっていたとき、たくさんの本を読み、歴史上の人物や色んな人たちの生き方を知り学んだ。

映画やドラマなど、色々なものを観た。

人生の選択肢はいっぱいある。

自分には何が向いているのか。
今の自分はどうなのか。

色々なものに触れる、見る、聞く、広げる、そしてしゃべる。

耳は口より上にある。
口はひとつ、耳はふたつ。
たくさん聞いて、ひとつにまとめて話す。

話すことで、自分の考えを整理することができる。
伝えることが大切。

人生の選択肢はいっぱある。

どこかに必ずあるあなたの強い意志。
くじけてもいい。
ひとつ道がダメになったからと言って諦めないで。

『十』分に『辛』い思いをした人が『幸』せになれる。
(中島みゆきさんの言葉)

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のんまる
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