心が動いた言葉に出会ったらインプットを一時停止

これまで読書というのは、１冊の本を完読する事が良いことだと思っていたので、心に響く言葉や、違和感、引っかかる言葉に出会っても、自分の心の動きをスルーして、そのまま読み進めていました。

そうするうちに、その言葉がなんだったのか忘れてしまい、結局その本から何を得たんだろうみたいな感じになっていました。

昨年、ニシトさんの哲学講座を受けた時に、自分で考え行動するという自立力をほんの少しだけ身に付けさせて頂きました。

その時、ニシトさんがお話されていたのは、

『授業中に自分の中に感じたことや気付いたこと、思い浮かんだ事があったら、私の話は一旦止めてそれを全部書き出して下さい。そっちの方が大事だから。私の話はアーカイブでいくらでも見れますから。』

驚きました。

インプットよりアウトプットが大事ってよく聞くけど、『私の話よりも自分の心の声を大事にして！』っていう先生、なんだかおもしろいなぁって思いました。

そういえば、学校の先生の話は絶対。
最初から最後まで聞かなければいけない。

という考えを信じ続けている自分がいました。

哲学講座を受講後、確かに私は自分で考えて行動するという力が少しずつ身に付いているような気がします。

今までは、人の顔色や反応をうかがって、ビクビク怯えながら、周りの人に合わすように生きていました。

今も恐怖はあるんですが、自分のやりたいという気持ちに従って行動することで、居心地のいい空間に自分の身を置いたり、その場を居心地よく過ごすということを自分でできるようになってきました。

お読み頂きありがとうごさいます。