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小さなモヤモヤをどんどん手放す ~仕組み化のコツ~

先日、ここで「最近、ワーキングメモリを意識して過ごしている」というお話をしました。

余計なこと、無駄なことに脳を使わない。
脳内から片づけられるものはさっさと片付け、外に出せるものは外に出して容量を確保する。
そんな風にして、大切なことに全力で集中できる自分づくりを意識しています。

ところで。
最近思うのが、「自分の中のモヤモヤは、たいてい先延ばしが原因」だということ。

重要な決断について、「やりたいけど、やれない」「本当にこちらの道を進んでいいのかな?」。
そしていま結論が出なくて、モヤモヤ。

小さな日常にも同じような話は転がっています。
「これ、しまう場所決めてないな…とりあえずここへ」「リフィルの詰め替え、どうやるんだっけ?…とりあえず明日」。
そうやって「取り合えず」置いたはずのものは、いつしか風景の一部となり、うずたかく積まれて行って…どうしてかは自覚できないまま、なんだかモヤモヤは続く。

先延ばしが存在する限り、意識していようとしていまいと、ワーキングメモリを消耗し続ける・・・。

それに対して有効だと感じているのが、以前の記事中「気になったことはその場で仕組化してしまう」という取り組み。
先日ツイッターでいくつか取り組みの様子を投稿したところ、喜んでいただけたこともあり、今日はこの「じぶん実験室」でもご紹介したいと思います。

みなさんの生活改善&ワーキングメモリ解放のヒントになりますように!

仕組み化ポイント①|「確認する・調べる」という手間を手放す

以前読んだある本によると、「やろうと思いたったことを確実に行動に移すには、20秒以内にスタートできる仕組みが必要」というのを目にしたことがあります。

それが確保できず放置されたのが、「キッチンタイマーの電池交換」。(笑)

「コインでくるっとふたを開ける→電池の型を確認する」、ただその行為だけが億劫で、電池切れのまま数か月放置していました…。(笑)

先日ようやく重い腰を上げたタイミングで、次回は同じ轍を踏まないよう、型番をマステに書き込み貼り付けてしまいました。

同じパターンなのが、セロハンテープ。
子供用に小サイズのテープを用意していますが、悩ましいのがこのテープ幅!

売り場で考え込むのも、あてずっぽうで失敗するのも、その都度測るのもイヤなので、幅をテープカッターに貼り付けてしまいました!

どちらも、「確認する・調べる」という行為を手放すための仕組み化。
「面倒だなぁ…」と思ったタイミングを見逃さず、今日この日だけは頑張って仕組化してしまえば、あとはグンとご機嫌になれるはず!

仕組み化ポイント②|「子供からの急なHelp」はチャンス!

子どもから急に言われる「あれがない!」「これが足りない!」。
だからと言って必要以上にストックを抱えたくないし、急に買いに行けるとは限らない。
我が家の場合は、「早めに申し出てもらう」仕組みを考えてみました。



そしてこちらは、お出かけの準備時。

長女は歯列矯正中で、6~8週間のスパンで通院しているのですが…親も子も、「何を準備するんだっけ??」と毎回バタバタしがち…。
最近は歯磨き指導も加わってさらに持ち物も増えてきたので、付箋上にマインドマップにまとめてカレンダーの通院日付近にペタリ!
(治療後30分は水を飲めないので、事前の水分補給とか…
次回の予約に備えて手帳を持参することとか…覚えていられない!)

こうしてずっと「気にし続ける」「覚えておく」という行為を手放せば、ワーキングメモリもすっきりするはず!

仕組み化ポイント③|「年中行事」系は「自分に申し送る」

毎年やってくることなのに、「忘れてた!」「あれっていつだっけ?」「どうやるんだっけ??」とバタバタするのは日常茶飯事。

そこで、手帳のフリーリストページを、「来年の自分への申し送り」として使っています。

12月中旬 おせち用に煮る黒豆買っておく(300g)

9月 人間ドック予約 →クリニックにTELしてバリウムキャンセル&胃カメラ予約

などなど。

「忘れたくない申し送り」を一元管理できるこのリストさえあれば、新たな手帳に切り替わるときにこの1ページを参照すればOK!

自分の記憶力に頼る必要がなくなります。

おしまいに

自分で何気なく、その都度対応していた「仕組化」ですが…こうしてまとめてみると、仕組み化スイッチをONにすべき、いくつかの着眼点があることが分かりました!

みなさんの「億劫」「忘れてた!」はどこにあるでしょう?
一つ仕組みが増えるごとに、ワーキングメモリは一つ自由を手にするはず。
ぜひ楽しみながら、自分なりの「仕組化」に取り組んでみてはいかがですか?

2021年12月、WordPressでWEBサイト「じぶん実験室」を立ち上げましたが、2023年6月より、noteにお引越しを始めました。

2021年12月~2023年6月の記事は、WEBサイトに掲載していたコンテンツをそのまま移行したものです。

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